melancholy youth

since 2016.6

7/24

暑い...溶ける...。遂に地元も梅雨明けが発表され、更に暑さが加速していくのかと思うと気が滅入る。


週末は出かける予定はなかったのだけど、買おうと思っていたチケットが販売直後に売り切れ購入するとこまで辿り着けず敗北。むむむ...と思いながらそういえば今週家主が近くまでライブしに来ると思い出しそれならばとチケットを買い観に行くことにした。ギタボであるヤコブ氏のものを含め音源を聴いたり買ったりしてはいたものの初めて観に来ることが出来た。

和やかなMCから流れるように楽曲へ突入。様々な要素が入っているがこの人懐っこさのようなものとなんだか昔ながらのようなメロディでずっとニヤケが止まらないというか、観ていてなんとも言えない高揚感と幸せな気持ちに包まれているライブだった。思い立って観に来たけど良い体験が出来たな。淡々と曲が進み合間でふふふとなるMCを挟みまた楽曲をやり...を続け結果的に20曲程聴くことが出来たと思う。
4曲目、そしてダブルアンコールの際に家主のテーマをやっていたけどやっぱりテンション上がってしまった。

"きかいにおまかせ"を演奏する際のMCで、ヤコブさんが"この「きかい」っていうのが実はやよい軒のご飯マシーンのことで..."と言っていて笑ってしまった。実際はそういうことではないらしいがやよい軒行ってみたいなと思ったりもした。




帰り道の中で久しぶりにbandcampでタグ検索をしていたところ何だか見覚えのあるキャラのイラストをアートワークにしたものが出て来たので思わず開いてしまった。

軽やかに流れるようなテンポ早めの楽曲で、ほんのりとセンチなメロディを携えながら進んでいく。モチーフとなる作品自体の元ネタよりかはART-SCHOOLであったりカフカであったりそう言った類のギターロックのテイストを感じるサウンド。サビの開放感や2番のみに出てくるBメロの"遺伝子レベルで違うから~"の部分とか印象に残る。

でこのfeatの小春六花というのは、TOKYO6社が制作するvoiceroidで所謂合成音声によるボーカロイドソフトの1つなのだが、元々ある声をサンプリングに使用しているのが特徴の1つ。元の声の主というのが青山吉能さんである。そう後藤ひとり役であるところの青山さんのボイスを使用していて、ぼっち以前からこのプロジェクトに携わっている。尚小春六花だけではなく他にもvoiceroidは制作されていて、そちらも声優の方のボイスをサンプリングしたソフトとなっている。

(こちらは別の作者による小春六花を用いた楽曲。公式以外で聴ける(非)公式音源では...とか思ってしまった。ぼっちではなく青山さん自身の歌唱に近い調律となっている。)


どうやらこの楽曲は先日行われたぼっち・ざ・ろっく!の同人イベントに併せ制作されたもののようで、本来なら同人誌を買った人だけがダウンロードし聴けるものの筈なのだが、設定ミスなのかタグで引っかかってしまったようだ。まあそのうち取り下げられるのかもしれないが。twitterなり弊ブログで紹介してしまってる時点で良くないかもしれないが、気づけば何度も繰り返して聴いてしまうのもまた事実。普通によぴさんのライブで歌ってほしいなと思ってしまった。

そういえばamber氏のボカロのアルバムを見つけたのもリリース日以前に上がってたのを偶然見かけたのがきっかけだったなと思い出した。

なんかこう、同人作品に纏わる音源というだけで以前聴いていたエ...ゲの楽曲群のことを思い出してしまうが、盤が制作されずサブスクにも登録されず、自分で見つけることもないまま出会うことの無い音楽も沢山あるんだろうなと思ってしまう。きっかけさえあればというだけのことだが。


7月も来日公演を観に行っていたが8月にもweezerとTheir / They're / Thereを観に行く。10年前の来日情報をキャッチしつつも行けなかったT/T/T、海外の音楽を聴くきっかけになったweezer...両者ともに楽しみだ。