MyGO!!!!! 9th live "つなぎ目の向こうに"に両日参加してきました。前回の"moment / memory "で余りにも喰らいすぎてしまい、これは各々の単独公演を観に行かなきゃ駄目だ!となり、それぞれ応募していたのですが、MyGO!!!!!は運良く両日とも当選したので観れることに。Ave Mujicaは落ちてしまい一般も行けそうなスケジュールの日程が即完だった為行けず…近々でEvanescenceの来日公演 のサポートアクトに選抜されるというとてつもないニュースが飛び込んでくるなどその破竹の勢いは止まらなそうですね。親和性が約束された2マンライブ…観てー!
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閑話休題。話を戻しますが、"致並跡"がリリースされたばかりのタイミングだしそのアルバムを主軸としたセトリなのか、敢えて全く関係ないセットとなるのか。様々な想像/妄想を膨らませながらこの2日間を楽しみにしていました。
まずは初日。位置は4階左側のスタンド席。吊られたデカスピーカーによってスクリーンを少し遮られつつも、ステージは演者は豆粒ながら大方見えるという比較的良い配置。左側が席の切れ目だったので身体が動いてしまっても人に当たらないで済む位置だったのもラッキーだった。
先ずはセトリから、
opening act: millsage
1. カーネーションの咲く日に
2. 起死開戦
MyGO!!!!!
1. 迷路日々
2. 明弦音
3. 残痕字
4. 掌心正銘
5. 砂寸奏
6. 静降想
7. エガクミライ
8. 輪符雨
9. 処救生
10. 歌いましょう鳴らしましょう
11. 証命讃歌
12. 聿日箋秋
13. 迷星叫
14. 端程山
15. 羅永線
encore:
16. 影色舞
17. 往欄印
millsage、その繊細なフレーズを壊していくかのように何度も変調し初手では掴みづらい感覚、その節々にやはり残響系以降のバンドサウンドやボカロスタイルからの影響が隠し切れない (今で言えばOaiko的とも評せるかも)。
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燈のポエトリーディングによる幕間の映像(波が押し寄せる音が段々と近づいてくるという演出)、前回は分からなかったが、後に披露する楽曲の歌詞とリンクする言葉をツラツラと発していたのだと理解出来た。タイトルの「つなぎ目の、向こうに。」と言った後、少しずつ映像が暗転し少しの間の後に最初のフレーズをカットし"迷いながら~"のボーカルイン。"迷路日々"からライブがスタート。一気にその世界へ誘い、紛れもなくそこにMyGO!!!!!の所在を認識させる。
間髪入れず両端のギターが互いを補完するように埋めていくイントロの"明弦音"へ。燈と愛音のツインボーカルがそれぞれのキャラクターの活き活きとした感覚を増幅させていく。
最初のMCへ。前回も感じていたが自己紹介のその声、そのトーン、そのスタンスだけでそこに居るんだなと感じさせてくれて感激してしまう。
内容についてはふんわりとしか覚えてないので断片的に。
ライブ衣装が変わったことについて。
そよ「じゃあみんなに見せよっか。」
立希「何で私まで…。」
夏だから何かしたいということで、
愛音「キャンプとか、グランピングとかも良いよね。」
燈「…グランピングって?」
そよ「立希ちゃん説明してあげたら?」
立希「えっ!? うーん…グランピングっていうのは…キャンプより楽で…何も準備しなくても行ったら楽しめる…そんな感じのやつ。」
横浜でのライブについて。
愛音「横浜だと赤レンガ倉庫とかも良いよね〜。あそこでライブしたいな〜。」
会場のぴあアリーナMMの"MM"が何の略称かという話。
燈「みんな、迷子…?」
楽奈「M...M...…抹茶の、みどり。」
そよ「みなとみらいの、MMなんだって。」
愛音「りっきー知らなかったって顔してる〜。」
立希「はっ!? し、知ってたし…。」
アルバム同様の"残痕字"~"掌心正銘"へ。ライブで聴くとその流れの良さが際立つ。掌心正銘の2番サビで燈が崩れ落ちながらCメロのポエトリー部分へと移行する際の声の上擦りや気持ちが零れ落ちるようなその表現が、伝えたい感情が上手く伝わらないままつんのめってしまっているようで苦しい。
ドラムがビートを刻んだままに"砂寸奏"へ。イントロでタイトルコールすると堰を切ったようにボルテージが上がっていく。
ステージ前にスクリーンが降ろされ映像が投射される。幕間のポエトリーディングからギターのフレーズが重なり合ってくる。"静降想"、繊細なその感傷をゆっくりと鮮やかに表現していく。
更にその淡さは柔らかく広がる"エガクミライ"へ。少しの安堵とセンチメンタルなサウンド、迷い続けても「きっと大丈夫」だとその歩みの轍を踏み締める。
"輪符雨"、しかしながら少しの出来事でこんなにも心はざわめく。移り変わりがメロディの上下でブレブレに写し出される。
スクリーンが上がり"処救生"へ。その切迫感と裏腹に自身を保つ為に必死に抑え込んだ感情に息が上がってしまう。Bメロの歌詞詰め込み部分の節回しにこちらまで引っ張られてしまいそう。
ギターを弾く楽奈に集中線の演出が施されると、始まるは"歌いましょう鳴らしましょう"。薪を延々と焚べ続けバーストしながらスパートをかける。ラストの「人生ってもんでしょう」の所、最後のしょー!と伸ばすところをブレスを入れながら3段階上がる高音に変化していて驚かされた。
アウトロの掻き鳴らしの中、燈の「新曲やります!」からの"証命讃歌"。熱量をずっと保ちながらその汗を、その火の粉を、こちらに振り撒いてくる。
"聿日箋秋"、キャッチーさとポップな感覚を封じ込めながら、サビで爆発するそのサウンドは光を放っていた。ラストにアウトロを少し追加したアレンジへと変化。
"迷星叫"、やはりこれが始まりの歌で大切な1曲だと思わせられる。バンドがどんなに大きくなってしまってもその想いは変わらないし替えが効かない。
"端程山"、瑞々しいそのサウンドは眩しく輝く。前回のmoment/memoryで聴いて以降好きな楽曲に躍り出ていたので再度観れて嬉しかった。
本編ラストは"羅永線"。鮮やかなサウンドスケープは地平線のように連なり広がる。今回の冠ともなる「つなぎ目」、歌詞に用いられるようにその音楽は過去も現在も未来をも繋いでこれから先も広がっていくんであろう。
メンバーが捌けて長めのアンコールコール。掛け声がMyGO!!!!!なのかアンコールなのか分からなかったので手拍子のみしていた。
メンバー再登場からの初手は"影色舞"。前回は動いていなかった燈のペンギンダンスに思わず目を奪われ、よく見ればギター2人もツーステ踏みながらギターを弾いていてサービスショットが過ぎるなとテンションが上がった。こんなの楽しいに決まっている。
終わった後は中の人としてのMCタイム。解放感で飛び跳ねてた楽奈役のひなぴよさんが印象的だった。
お知らせの際、アルバムの情報を伝える際に羊宮さんが"数量限定生産特装盤"を噛んで言い直していたのが可愛らしかった。2日目も同じところで噛んでいて他のメンバーに突っ込まれていた。
"羅永線"のMusic Videoが公開されます、のお知らせの時に皆がサムネと同じ様に並んで前倣えのポーズをしていたのが良かった。
各々の感想パート。後述もするが燈役の羊宮さんが言われていたことが印象的で。
「これだけライブを重ねても、まだ完全体じゃないんです。ずっと完成しないかもしれない。でもこの5人でやり続けることが大切だから。」(意訳)
一人一人に対する自分の想い、キャラクターとして、そして同じ演者としてのその気持ちを丁寧に伝えられていたのが正に本人とキャラクターが≒だなと。
MCを終え、再度その魂を入れ直す。
燈「皆、準備良い?」
4人「「「「うん!」」」」
燈「聴いて下さい、"往欄印"。」
ラストは近年のバンドそのものを表しているセルフタイトルのような1曲。いつ聴いてもビリビリと来るような滾りと性急な感情にこちらまでグシャグシャになってしまう。
2日目。この日は大枚はたいてアリーナ席に。しかしほぼほぼ最後列で昨日よりも遠い位置であまり視認出来ず残念。しかし通路側でまた隣の人を気にせず済む位置でそこはラッキーだった。
再度セットリストから、
opening act: 一家Dumb Rock!
1. Keep on Riddim
2. ホーミー・タイッ!!
MyGO!!!!!
1. 孤壊牢
2. 明弦音
3. 処救生
4. 歌いましょう鳴らしましょう
5. 証命讃歌
6. 輪符雨
7. エガクミライ
8. 静降想
9. 残痕字
10. 掌心正銘
11. 砂寸奏
12. 聿日箋秋
13. 迷星叫
14. 壱雫空
15. 羅永線
encore:
16. 影色舞
17. 音一会
一家Dumb Rock!、ファンキーな印象とホーンセクションがあり、テンション高めな楽曲に陽のオーラを放ちまくる。過去に知人がJust Friendsっぽいと言われていて、それだ…!となった。ともすればMom JeansやTENDOUJI辺りとも相性が良いかもしれない。
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昨日同様幕間の映像からスタート、だが燈から零れ落ちる言葉が違う。
昨日の本人たちによるMCで、もしかしたら2日目はセトリは違うかもしれないということをそれとなく言われていたので期待はあったが、まさか初手から…?等と考えつつライブの開幕を待つ。
からの"孤壊牢"、予想通りではありながら1曲目から変化を見せる。熱の注ぎ方が違うとひと味もふた味も変わってくる。
"明弦音"を挟みMCへ。一人一人の自己紹介。
再度衣装について触れる。
そよ「立希ちゃんこっち来て」
立希「えー…昨日も見せたでしょ。」
一周回った後に今回の衣装の拘りについて。
そよ「スリットが入ってるところかな〜?」(言ってる途中で観客の沸き上がりが凄過ぎてちょっと笑けた、落ち着け。)
楽奈「なんか…スースーする。」
そよ「それは、拘りなのかな…?」
愛音「まあ気に入ってくれたってことで。ともりんは?」
燈「お…みんなと…同じ色のベルト…嬉しい。」
立希「わ、私も、そう思う!」
愛音「同じカラーにしたのポイントなんだ〜。りっきーも気に入ったみたいで良かった〜(ニヤニヤ)」
立希「はぁ!? そんなんじゃないから。」
夏にやりたいこと、思い出。
愛音「浴衣着てライブしたーい。アコースティックライブとか。」
立希「ええ…私は嫌、動き辛いし。」
愛音「じゃあ、りっきーは甚平着たら?」
立希「はぁ!? なんで私が甚平着なきゃいけないの。似合わないでしょ。」
燈「似合うと思う。」
立希「えっ…!?」
楽奈「うん。」
燈「そういえば…立希ちゃんと、線香花火、したよね…。」
立希「そうだね、うん覚えてるよ!」(ここで謎に愛音に視線を送る)
DAY1と楽曲はほとんど一緒だが、曲順の入れ替えがあって新鮮に聴こえた。中盤のスパートをかける展開を序盤に持ってきていたり、スクリーン越しの楽曲群もその中で入れ替えをし後半にかけてドラマチックな展開になっていた。幕間の映像も別の楽曲のものへと変わっていたのもそれぞれの違いがあって面白かった。
"残痕字"以降の後半部分の流れがとても好みで、エモーショナルな展開を最後まで保ち続けていたのが印象的だった。
"迷星叫"の余韻を切り裂くようにオープンハットカウントで始まるは"壱雫空"。1stアルバム且つ原点回帰のような展開に思わず熱くなる。やはり後半のアルペジオからの2サビの展開で爆発するパートは許されるなら前方へ駆け込みたくなる。
"羅永線"で終わり再度アンコールコールへ。DAY1よりかは揃っている気がした。
"影色舞"を経て、中の人としてのMCタイム。昨日は触れなかったアンコール以降の服装アレンジの話。
DAY1本編のMCで触れていたMMの件がここでも飛び出し、小さく\ミンナマイゴッ!/ \マッチャミドリ!/なんてガヤを入れていた (ガヤを入れていたのはひなぴよさんだったと思う)。
MMってなんの略称だと思っていましたか、という客席への問いにまあまあ → ママと変換されてそよママ(?)へ話が振られる。皆2次創作に脳を焼かれ過ぎている(そしてそれに理解がある演者の方々も優し過ぎる)。小日向さんも「ま、まあそういうのじゃないからね…汗」とたじろぎつつ何とかその場をいなそうとしていたのはそよさんっぽいなとも思った。
一人一人の感想を経て、再度羊宮さんのMC。
「今回のアルバムやライブは地平線がテーマで。人によっては先に見えるそれが希望に満ちているものであったり、または目に見えない不安があったり。でもそれは誰しも平等で、同じ様に私達にもそうで。燈ちゃんから見るそれも決して良いものではないかもしれない。でもこの5人だから見えるものがある、って信じてるからここまでやってこれたんだなと思います。そしてそれは聴いてくれる皆さんが居てくれたおかげです。いつもMyGO!!!!!を応援してくださってありがとうございます。」(意訳)
本当にフロントマンとしての矜持というか、その責任みたいなものやキャラクターへの向き合いが真摯且つ丁寧で、なんて優しい方なんだろうと思いながら聞いていて思わずジーンと来てしまった。
「これから先も私達は歩みを続けます。付いてきてくれますか?」
そして始まるは「聴いて下さい、"音一会"。」
最後の最後にこれで大爆発。全てが吹き飛んでしまうくらいの風圧が襲い掛かる。これが聴きたかったんだ…! 許されるなら本当にダイブ〜クラウドサーフしたかった。しませんが。
1日観に来れるだけでも御の字だったが、両日観れたこと、またそれぞれでの移り変わりの違いが堪能出来たのが良かった。他の作品では分からないが、これはあくまで大きい舞台のようなもので、2日間共同じものを提供するという選択もあったのだろうが、他のバンドのライブ同様に日々の変化を見せてくれたというのがとても良かったと思う。
初日に比べて2日目の方がパフォーマンスの部分や機材トラブル(マイクの途切れでボーカルが消える瞬間があった)みたいなものも無くなっていた。自分自身としてもソワソワ具合みたいなものから解放されて、初日と同じセットリストの部分に於いても2日目で"エガクミライ"等でホロッと来たりその楽曲の世界観に浸り切れていたと思う。
前回はその音楽だけで届けられた分、単独だとMCでの緩急によって緊張と緩和が形成されていたのが面白かった。ニヤニヤしたり熱くなったりジーンと来たり、こちらもその状況に合わせて心が動かされていた。
キャラクターを乗せながらそれぞれがマイクや楽器を手に取り演奏をしていく様は本当に圧巻だった。少なくともあの瞬間だけはやっぱりそこに存在してくれていたし、その感情や心象風景をこちらにぶつけてくれるのが本当に嬉しい。
「全員が集まれない中でも出来る人だけで練習していた」、ということを初日のMCで言われていて、一つ一つをしっかりと積み重ねる中でその努力を惜しまないんだなと。
燈を憑依させた羊宮さんのボーカル、センチメンタルで脆く壊れてしまいそうな部分と、普段の燈本人からは顕現していないような熱さの部分(これは燈自身が自覚していないだけだと思うのだが)が混ざり合いとんでもなかった。観客を声のトーンやMCで「行けますか?」と煽る姿が、幾つかのライブを経たらこうなるのかなと作中以降(アニメ以降という点での)の燈として表現されてるのか、なんて想像を膨らませられる。
1日1日があっという間に過ぎてしまった。正直もっと観ていたいという気持ちにさせられてしまったが、その物足りなさを埋める為にこれから先も追い求めてしまうのだろう。
いつかまた何処かのタイミングでその先の景色が見れますように。
余談。
ライブ前後のタイミングにて、燈のマンホールが池袋駅西口側に設置されたとの報を聞き確認してきた。展示されてるものだと思っていたが、その役割通り地面設置なことに少し戸惑った。人の目の合間を盗みつつ撮るのが中々難しかったが、何とか収められて良かった。