企画でした 例によって当日の感想を纏めます
お昼前に郡山に着 ピークに向かうと既に開いていてGREENBACKとジョンさんが準備しながら談笑中だった 挨拶しながらディストロの準備を進める そうこうしている内に他のバンドさん達が到着する 簡単な挨拶をしつつ機材が運ばれていくのを見ていた リハーサルも同時に進んでいく
様々な音が鳴らされて本番に期待を持ちながら時間を過ごした そんなこんなでオープンの時間に ゆったりとした空気が流れつつ段々と入ってくるお客さん達を見ていた
GREENBACK...今年に入ってからピークでも配信でも観ているけどその度に変化を感じさせるGREENBACK 既存の楽曲のアレンジの変化や, 数日前に作ったばかりという新曲も織り込み, 新たな試みを試しながら進んでいく ギターのフレージングが細やかなパート~ファズ踏んでギューンと響き渡る部分, シンプルな形態の中で十二分にサウンドを発揮しているように見えてとてもカッコ良かった 今の彼らをもっと色々な人に観られて欲しいなとも思った
amber...偶然からお呼びすることになった彼 明記はしないがわざわざ1番遠くから歌いに来て下さった 初ライブということで緊張した面持ちだったのだけど, 落ち着いて歌われていた(ように見えた) 柔らかく爪弾くギターと込めて歌う姿は確かに擦れや震えはあったのかもしれないけどそれすらも味に思えた
ラストのinterludeから"コルサージュ"が始まった時, ライブ前から色々とやりとりを重ねたこととか色々思い出してきてちょっとグッと来てしまった 次お呼ばれすることがあるならバンドで来たいって言ってたので次はバンド形態でも見れたら良いなと思う
NORTHFIELD...自主企画以来2回目となるライブとなった彼ら 今回のテーマ的には1番ピッタリだなと思っていたのだけど, 実際にライブを観てみて尚のことイメージ通りで堪らなかった かつての幻影を追い求めながらも自分たちのサウンドを出していく ラフな演奏になってしまったと本人の談だが, 寧ろそれが良い塩梅に作用していたように見えた 吉永さんの前身のバンド期からやっていたという"ewan"がEmpire! Empire!を彷彿とさせ, そこからラストの"Answer"へ ここでもまたグッと来て鼻の奥がツーンとなってしまった またライブを観たいバンドが増えた
aoni...ツアー終わりのタイミングでの出演となったaoni 以前から何度か観てはいたけれどライブ毎に刺してくるようなソリッドな演奏の鋭さがあり, 既存の楽曲も呼応するように変化していた そんな中でも持ち味のポップさみたいなものはずっと残っているのがミソ ツアー中に出来た新曲も今のバンドのモードを感じさせるようなダークな空気を纏ったスタイルでカッコ良く仕上がっていた ラストの"JIDAI"はいつでもテンションが上がってしまう楽曲 飛ばないけどラストサビで飛びたくなってしまった しばらくしたらまた違う印象に変わっていそうだ
NITRODAY...カタカナ表記の頃から知ってはいたけど個人的にも初めて観れることとなったNITRODAY 衝動的なイメージがあったり, ポップな部分もありつつもオルタナに振り切っていたり等色んなフィルターを持っていた気がするけど, ライブだとそういう側面もありつつバンドの閃きとか瞬発力みたいなものを大事にしてるのかなと感じた いなたくヘロヘロな部分もあって"桜の樹の下~"みたいなミドルテンポで聴かせる楽曲が映えていて, どの楽曲もバンドの色になっているというのが強いなとも思った もう1回観たいです
switchblade...縁はありつつも漸く福島でライブをしていただくことが出来た彼ら 歌心とバンドサウンドどちらにも重きを置き安定感のある楽曲 粒立ったメロディと細やか且つダイナミックなドラム, キュッと支えつつ光るベースに小貫さんのボーカルが映える aoniに続きこちらも新曲を披露 同様にダークな印象のある楽曲で新鮮だった 2曲目の"Paint it Blue"あたりで身体を揺らしながらもまた涙腺に来てしまった 今回はそんなつもりなかったのにな...笑 全編ダイレクトに突き刺さるようなパフォーマンスだった 本編終了後のアンコールでは前作の"台風と耳鳴り"を披露 いつでも観たいしまたお呼びしたい
ライブ終了後は余韻に浸りつつ色々と談笑したり, ディストロの対応をする 毎度だがお客さんよりも出演していただいたバンドの方からの反応の方が良いのは何故だろうか...勿論見て貰えるだけでも有り難いんだけれど あとリハや転換時にBGMに気づいて口ずさんでいる人が居たり転換の音出しでちょっとフレーズ弾いたりしていたのを見て思わずガッツポーズしてしまった 沿っている(であろう)ものをセレクトしていたのでそういう点でも反応があったのは嬉しかった
掃け終わったり, 波も落ち着いた所で簡単に乾杯等してまたも談笑 先に帰られる面々を見送りつつ自分も終電にて帰宅することに amberさんと共にピークを出て少し会話しつつ駅前で別れる 帰路へ...
出演者然り配信有り然りこれまでの企画とはまた違う色の企画になったわけですが, 蓋を開けてみれば良い企画になったなと思います 配信は当日もアーカイブでも結構な人が観て下さったみたいで有難い限りです とはいえもっと気にしてもらえるような物事を考えていかないとなと思いました 勿論自分が観たいもの前提にはなるんですが...
来て頂いた方, 配信で観てくださった方, 出演者の皆さん, そしてピークのジョンさんとスタッフのお二人, ありがとうございました またやっていきます
(今日中までアーカイブ観れますので是非)
最後はいつもの通り転換BGMのリストを載せておきます テーマがテーマなので日本のバンド多めな感じでした
1. The Smashing Pumpkins - Today
2. ストレイテナー - REMINDER
3. pegmap - ドラマ
4. LOST IN TIME - カガミ
5. 出口のない街
6. きのこ帝国 - スクールフィクション
7. ART-SCHOOL - FADE TO BLACK
8. VELTPUNCH - 7
9. Aden - When You Left
10. Built to Spill - Car
11. Radiohead - Black Star
12. Milly - Star Thistle Blossom
13. syrup16g - 翌日
14. くるり - Superstar (Album Edit)
15. ASIAN LUNG-FU GENERATION - エントランス
16. MeguMild - endroll
17. GRAPEVINE - 想うということ
18. bloodthirsty butchers - サラバ世界君主
19. せだい - 少年漫画
