昨年この記事を書いていまして
melancholyyouth.hatenablog.com
締めにカバーじゃない新しい音楽も聴きたいというようなことを書いていたのですが...
new album is out!! listen here babes!! <3https://t.co/GVkOSBjZf2
— emosideproject (@emosideproject1) May 9, 2020
突如としてポストされたリリースの報 思わず大きい声が出てしまいました...遂に新しい音源が聴ける!って...
ということでリリースされたEmo Side Project およそ5年振り(!)となるオリジナルアルバム もう何枚目なんでしょうね 先述のカバーアルバムや別名義GloomyGeckoとして動いてはいたものの本当に久しぶりとなるリリースです めちゃくちゃ嬉しい...
優しく進む展開の楽曲, 広がるアルペジオのメロディ ずーっと変わらない優しい声がスーッと耳に入ってくる 冒頭のイントロから心に染み渡っていく...
昔の物語のような言葉やセンチメンタルな部分が見え隠れする歌詞 1曲1曲のインフルエンスとなったものがbandcampのページにそれぞれ記載されていてリンクも貼ってあるんですが, 2曲目の"Secret Society BLANKET", なんとなくもしかしてと思っていたらやっぱり"ゆるキャン"からの引用らしく, 思わずあの画像が浮かんでしまってニヤニヤしてしまったり...それでも何度も繰り返しているうちに描写される楽しげな姿と楽曲が妙にマッチして急に切なくなってしまう
色々な音楽やリバイバルの流れを多少追ってきたけれど, やっぱりEmo Side Projectは特別で結局リリースの度に聴いているし時々思い出したかのように聴き返してる 多分というか確実にこのアルバムもそうなっていくと思う
あまりにも個人的な主観になりますけどスロウ~ミドルテンポのエモを書かせたら1番なんですよこの人が...どんな90's emoのオリジネーターがかかっても太刀打ち出来ないんじゃないかなんて思ったり 勿論リスペクトはめちゃめちゃに感じてるけれど
あー駄目だ文章考えながら聴いてたらうるっと来てしまいそうになった 最初に知って聴いた時からずっと側に居てくれてるかのような感覚が残ってる...ペースがゆっくりになっても作り続けてくれることが本当に嬉しい...
今の隔離された状況と偶然にもリンクしているようだけれど, タイトルやアートワークのように静かな場所で, もしくは独り部屋の片隅でうずくまっている僕らに寄り添うあまりにも優しいアルバム