2018年が終わりますね
年末ですがあんまりそんな感じがしないんですよね今年は...
今年は色々動いてましたね まずようやく企画を打つことが出来ました 共同でのものと個人としてので2つ企画を打ちました
まあ集客はしょっぱい結果にはなってしまったんですが...内容はすごく良いものに出来たかなと思ってます
来年もやるかもしれません ただまだ全然考えてないのでどうするかは考えていきます もし何か一緒にやってくださる方居ましたら連絡下さいね
ディストロも色々扱いが増えました 好きなバンド気になってたバンドとのコンタクトが増えて結構バラエティに富んだ感じの品揃えになってきたかと思います 逆に言えばとっ散らかり過ぎでもあるんですが...
元々emoライクなバンドだけを扱っていきたいなと思ってたんですけどね とはいえ良いバンドに出会えることは本当に嬉しいなと思ってるので
有り難いことに出店時/持っていった時に反応をいただけたり, 特に下半期での通販への注文がありました 本当にありがとうございます
結構売り切れるものが出てきて再入荷する音源もありました 今後とも是非チェックしていただけると嬉しいです 来年の入荷予定もポツポツ決まってますよ
ブログに関してはほとんどディストロの音源紹介とライブ日程のまとめとたまに遠出した時の日記くらいでほとんど埋まってて全然それらしい記事は書けませんでしたね...もうちょい書けるようにしたいです
そんな中でもHemingwayへのインタビューを行ったりしました ジャパンツアーでの共同企画もありました
まさかemotive sundayでコンタクトしていたバンドと会えるなんて思ってなかったので本当に嬉しかったですね...Still Nothingでダイブしてその後号泣しながら口パクシンガロングしたこと思い出します...笑 濃い2日間だったな
色々なことが起きたり起こったりしていましたが, そんな今年も聴いて良かったなと思う音源をピックアップしていきますよ
もし聴いたことないものがあったら是非チェックしてみて下さいね
Tiny Moving Parts - Swell
1年半ぶりの4thアルバム(細かく言うと6枚目?とかですかね) 去年"Caution"が公開された時からもう既に楽しみでしかなかったんですが, 最高のアルバムが待ち構えていたわけですね
前作Celebrateの延長線上とでもいうべきポップでアグレッシブなサウンドが今作も炸裂 その上でシリアスで切なくなるようなメロディが乗っかってきて, 優しくそして叫びながら歌いかけてくるDylanの歌が本当にグサグサと突き刺さってくる
"This Couch~"までのskramz meets twinkleなサウンドとは変わってきてますが, これが最高傑作なんじゃないかと
早く日本来て
Nevasca - Collecting Dust
ロシアはムルマンスクの4ピースバンド遂に初のフルアルバム レコーディングしているという報は既に2年前あたりから聞いていたので今か今かと待っていましたよ...
クリーントーンとバーストしてグワッと展開する対比は正に90's emo直系のサウンド これまでのオブスキュアな雰囲気よりもう少し分かりやすいサウンドになっている
何処か寒々とした景色が似合うような音色は彼らが住んでいるロシアを想起させ, 心に染み入ってくる
初期からの名曲"Polaroids"も再録されてますよ
Barely March - Marely Barch
唐突にシーンに躍り出たロングアイランドのソロ?バンドことBarely Marchフルアルバム
とてつもなくキャッチーでアグレッシブなパワーポップサウンド
ポップネスをぶちまけたかのような楽曲は耳にこびり付き印象にこれでもかと残ってくる
今年も幾つか出ていたパワーポップバンドの諸作を黙らせてしまうようなパワーを持った1作になっているだろう
3曲目の"thinking emoji"だけでも聴いてみて下さいな
The Firewood Project - Causes
現行indie emotional rock日本代表ことThe Firewood Projectの皆が待ちわびた初のフルアルバム
それぞれの手腕が光る細やかなアプローチ, そしてグッドメロディが輝きを放つ
時にシリアスに, 時にパンキッシュに広がりを見せる楽曲とドンドンさんの優しくも強く歌われるボーカルがさらにエモーショナルを加速させていく...
ちょっとの懐かしさと現在のシーンをリンクする粒ぞろいの楽曲群 ホントに最高です
Snail Mail - Lush
バルチモア出身のssw, Lindsey JordanことSnail Mailのフルアルバム
ローファイでユルく, 何処か怠惰なサウンドとそこに乗ってくるLindsayの少し面倒くさそうな面持ちを感じさせるボーカル
重ね合わせるとこのサウンドと歌声がバチッとハマってくる
時に柔らかな中にふと現れる鋭利さが突き刺してくるような部分も堪らない
ツアー観たかったなあ...
Soccer Mommy - Clean
こちらもssw, Sophie AllisonによるプロジェクトSoccer Mommyの2ndフル
暖かみのある部分と力がフッと抜けたような雰囲気を併せたサウンド
跳ねるようなポップも彼女の一部分ではあるが, しっとりとそして込めて歌われるSophieの歌とアコースティックライクな楽曲がまた沁みる
"Scorpio Rising" 屈指の1曲だと思う
1月に来日しますね こちらも行けなそうなのが残念です
Notches - Almost Ruined Everything
ニューハンプシャーの3ピースバンド2ndフル 今年聴いた中でもかなり衝撃だった1枚
落ち着いた1曲目から2曲目で一気にモードが変わりバーストしていく展開は嫌でもテンションが上がってしまう
まるでCloud NothingsとDinosaur Jr.が正面衝突したかのようなガレージロックmeetsオルタナティブロックなテイストのサウンド
ドラムの手数の多さやノイジーなギターのメロなど何処を切り取っても詰まっている
シンプルにカッコいいです
boygenius - Self Titled
Snail Mail, Soccer Mommyと2つsswのアルバムをピックアップしていましたが, こちらも重要なトピックとなるであろうJulien Baker, Phoebe Bridgers, Lucy Dacusの3名によるユニットboygenius
各々が2曲ずつ持ち寄り肉付けしていったという6曲はそれぞれの良さを合わせつつ, またケミストリーを生み出している
鮮やかに描かれるサウンドと3人のコーラスワークに思わずうっとりとしてしまいそうだ
どの曲も素晴らしいが特に"Stay Down" 後半の段々と盛り上がって行く様からパーッと広がっていく様は本当に圧巻の一言
これで終わりじゃないでしょ? 次のリリースも是非お願いします
ASIAN KUNG-FU GENERATION - ホームタウン
アジカン3年半振りの9thフル 12月頭にリリースされましたがこれが本当に待ちに待ったアルバムになりました (ベスト盤いらなかったでしょ...)
今作のトピックはなんといってもコラボや共作となる楽曲群 あのweezerのRivers CuomoやButch Walker, コーラスにHomecomingsの畳野さん (ホムカミのアルバムも良かった), 初回盤のCan't Sleep EPにはストレイテナーのホリエ氏, THE CHARM PARK, FeederのGrant Nicholasという元々コラボレーションアルバムを作ろうとしていたというだけあってとても豪華な面々が参加
こういうのが聴きたかったんだと言わんばかりのパワーポップ炸裂なサウンド キャッチーでポップ, 且つシリアスな面も持ち合わせた楽曲
Wonder Futureを経たからか, より低温のボトムが強くなっているようにも感じられる
最初に"モータープール"~"ダンシングガール"の流れを聴いたとき思わず泣き出しそうになりながら手をグッと握りしめてしまった...
初めてアジカンに触れたワールド ワールド ワールドを聴いた時のことを思い出した リリースから10年, 返答のようなアルバム
awakebutstillinbed - what people call low self-esteem is really just seeing yourself the way that other people see you
色々書き連ねてきたけどこれが今年のベストです san jose出身のshannon taylorによるソロからバンドへと変わったawakebutstillinbedの処女作フルアルバム
今年初頭にリリースされたこのアルバム 元々自主リリースだったものが2月にTIny Enginesと契約して正式にリリースされた 相変わらずTIny Enginesは最高のレーベルである
喉が潰れてしまいそうな程の叫びと感情の応戦 糸が切れたら破綻してしまうんじゃないかという危うさを感じさせるよう
どうしようもなさ, ぐちゃぐちゃになった思いをこれでもかとぶつけている様は目を背けてしまいたくなる
そんな心象風景を表すかのようなアグレッシヴかつエモーショナルなサウンドが痛々しく切ない
"ベッドに横になりながら"聴くような音楽じゃない 頭を搔き毟って血が滲んでも隠さず気にしない, 恥ずかしいところを曝け出し裸になったアルバムだ...
他にはこれが印象に残りました
Hemingwayはツアーのこともありますが良いEPでした Carson Wellsは残念ながら最後のアルバムとなったようですが, 今までより落ち着いた作風でとても良かったです
Mom Jeansはかなり人気になりましたね 今作もアグレッシブでポップな良い10's emoアルバムです
ペンギンハイウェイは...ではなく宇多田ヒカルの新譜もすごく良かったです 久しぶりにポップスなアルバム買いました 実際ペンギンハイウェイ観て買ったところもあるんですが...笑
(余談ですが今年は映画館でアニメ映画観ることが多かったですね 未来のミライやフリクリオルタナ/プログレ, そしてペンギンハイウェイとか観てました)
お姉さん好き...
rivieraはこないだリリースされたばかりなんですが良かったです 今までのeurope DIY emoなサウンドにトランペットなどのホーンセクションが増えて幅が広がっていました
あとはDischarming manのスプリット2作も良かったですね
今年は昨年より音源を買う機会が増えてました いつも何かしら買ってたような気がします 去年よりは買いそびれたみたいなものも少なくなったですし, 去年買えなかったものも買うことが出来たのは良かったかなと まあそれでも買いそびれたものいっぱいあるんですが笑
色んなディストロやレコ屋の通販を使う機会が出来たのも良かったです やっと注文出来た嬉しさみたいなものもありましたね
特にWaterslideにはお世話になってました ディストロもさせていただきましたね 注文と入荷で10回くらい連絡していたような気がします笑
来年はどんなバンドが出てくるのか, 今からとても楽しみです
もう既にアナウンスされてるものだと, Pedro the Lion, Copeland, La Dispute, weezer, そしてアメフトの新作はとても楽しみです
そして来年はStarmarketとMIneralのジャパンツアーもありますね どちらもチケット取ったので今からもう楽しみで仕方無いです
あっ, そういえばStarmarketのジャパンツアーに際してこういうものを書かせていただきました
ticket-blog.line.me
まさかこんな形で関わることになるとは思いませんでしたが, 良ければチェックしてみて下さいね
そんなわけで今年の振り返りでした
来年も当ブログ, ディストロ, emotive sundayなどなど, 諸々よろしくお願いします!