melancholy youth

since 2016.6

Introduction to emo bands 8

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どうも, 第8弾です
今回も幾つか紹介しますよ


Bike Path

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ミズーリ州はSaint Louisの4ピースバン
ここ数年の海外のローカルなエモバンドの中でもある意味正統派でど真ん中なスタイルのバンドです

最初にアルバムを聴いた時, これでレーベル契約してないの!?という驚きがありました
鳴り物入りでCount Your Lucky Stars, Tiny Enginesと契約しそうなくらい瑞々しさと練り込まれた楽曲の良さがあるバンドだなと...
そして所々でホーンセクションとメロディが絡み合うのも堪りません

テクニック押し押しなわけでも雰囲気だけで乗り切ってるわけでもなく, しっかりと作り込まれている楽曲は本当に素晴らしいです

これからの活躍にも期待がかかります, と言いたいところなんですが...
残念ながらバンドは先日解散してしまったようです
勿体無い...


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Chess Club

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カンザス州はローレンスの3ピースバン
テクニカルなギターと, 跳ねるドラミング, 太いベースラインとそれぞれに特徴的なサウンドを兼ね備えています
気持ちよくハマってくるボーカルも良いですねえ

1曲目の"Midwest Precipice"のリバース〜ノイジーなギタータッピングへ流れる長いイントロから爆発する展開は一気にテンションが上がりますね...
終盤の"Nadie", "Hathi"のイントロとかみんな大好きでしょといわんばかりのギターフレーズでここも掴まれます

バランスが良くて聴いてて嫌な気持ちにならないですね
Forestsやディストロでも扱っているportなどが好きな方は是非じゃないでしょうか


Sadisfied

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こちらもカンザス州はローレンスの3ピースバン
若干チープで土臭い雰囲気を醸し出しているバンドです
良い意味で荒削りな演奏と録音のせいでしょうか
そのおかげか楽曲によっては暖かみも感じてとても良いです

影響を受けたバンドにModern Baseball, Tiny Moving Parts, Free Throwと書いてあったのですが
なるほど確かにそれぞれのバンドの色を少しずつ感じさせますね

アルバム最後を飾る"Kimmie"は語弊があるかもしれませんが, LOSTAGEのような雰囲気も感じさせて
単純にミッドウェストエモ一筋だけではないのだと思わせられます

これから先どんどん成長していくのではと期待してしまいますね
以前紹介したsports., 上記のバンド達(特にFree Throw)などが好きな方は是非


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Salvamemarién

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アルゼンチンはティグレの4ピースバン

このバンド, 一年くらい前に見つけましていつか紹介したいなと思ってたんですよね
"Conceptos"という上記のEPのタイトル曲がイントロからめちゃくちゃ良くてですね...
この1曲でもう掴まれてしまいました

他の曲もメロディが際立っていて耳に残ります
スペイン語の歌詞も新鮮で且つ耳馴染みが良いです
この感じ, 日本人受けも良さそうな気もしますがどうでしょうか

他にも2枚EPが出ているんですが, ノイジーで暗めな楽曲もあってアプローチの幅の広さも感じられます


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La consagracion de la primavera

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アルゼンチンはロザリオの4ピースバン
インストのバンドです

疾走感がありつつも, 切なく哀愁すら感じさせるメロディ
若干走っているドラミングもまた切なさに拍車をかけます
宛もないまま悲しみのまま何処かへ走っていくような情景が浮かびます

ギターリフが90'sのそれというか
若干心が苦しくなりますね
つまりめちゃくちゃ好きなタイプのメロですね...堪らないです


youtu.be

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ということで今回は5バンド紹介しました
まだまだいっぱい良いバンドが居るので近いうちに記事にしたいと思います

ではでは

Cold Climb It / Fade

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今回はCold Climb Itというバンドの音源を紹介


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Cold Climb It (@coldclimbitband) | Twitter


ペンシルバニア州はペンリンの4ピースバン

メンバーは
Matt Brasch
Jon Edwards
Chris Mehr
Eric Sable の4人


トレーラー映像だけでもちょっとワクワクしますね

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肝心の音源ですが...
インディロック, パワーポップ, エモなどを昇華したグッドメロディ
暖かみがあり, 安定したバンドサウンドを聴かせてくれます
そこにしっとりと乗る歌声がまた堪りませんね


2曲目の"Disappeared With the Sunset"の歌始まりのところで, あっこれ好きなやつだと確信しました
こういうのに弱いんですよねえ僕...


ふとした瞬間にちょっぴり切ないメロが入って来たり, かと思えばポップなテイストも垣間見えたり...
初音源とは思えないようなクオリティの高いサウンドです
かなり良いですよこれ


で, ですが
メンバーのMattですが, 何とThe Wonder Yearsのメンバーでもあるのです!
Cold Climb Itではボーカルの彼ですが, The Wonder Yearsではギターを弾いています
言われてみれば, ここ数年のThe Wonder Yearsの方向性にも近い気がしますね
そりゃこれだけ質の良いバンドな訳だと...

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でもこういう情報を抜きにしてもとても良いバンドだと思います
平行してこのバンドもやっていくと思うので, これからの動向も楽しみです

ではでは

Mountain Weather - SPRING2016 (new stock)


after works distro第7弾の入荷です!


Mountain Weather - SPRING2016
500 yen

http://mountainweatherband.tumblr.commountainweatherband.tumblr.com
Mountain Weather (@mtwrtheband) / Twitter


福島は郡山の4ピースメロディックパンクバンドMountain Weatherの昨年リリースしたEPを入荷しました! 遅くなりましたがようやく入荷させていただきました
2015年から活動を開始した彼らの初音源となる今作 郡山にはNot the Fake a Somethingというポップパンクバンドが居たんですが(現在は解散), そのNTFASのメンバー2人を含むバンドです


ボーカルノブさんの男クサい野太めな歌声, 疾走感と枯れた雰囲気のあるサウンド
このメロディに日本語詞がとても絶妙に絡んでいてとてもカッコいいです 元々メンバーが好きだったと言っているTitle Fightなどの影響もとても感じます

ライブで拳を振りかざしながらシンガロングしている様が浮かぶようなパートもあり, とてもライブ映えする楽曲 (実際ライブで既にシンガロングしている方も居ました) 僕もライブで見ていてホントにテンションが上がるというか, 気持ちをガッて持っていかれましたね...
Hot Water Music, Small Brown Bike, Iron Chic, Spraynardといったメロディックパンクバンドや, Title Fight, Basementといったバンドが好きな方は是非なバンドです


youtu.be
またライブ観てえ...


Mountain Weather - SPRING2016

1.Anchor Shackle
2.Slumber
3.WIP

500 yen

購入はこちらから

Lifted Bells / Annabel Japan Tour!


今週Hey Mercedesとしても来日するあの方のバンド
そしてまさかのこのバンドの来日が発表されました...!


Lifted Bells / Annabel Japan Tour 決定!!

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Lifted Bells & Annabel Japan Tour 2017 – The Lost Boys

-O-O- (@the_lost_boys) | Twitter



もはやカリスマ的存在といっても過言ではないBob Nanna率いるLifted Bells
CYLS~Tiny Enginesへ移籍し, 着々とキャリアを重ねて来たAnnabelのダブルヘッダージャパンツアーが決定しました!
Lifted BellsもAnnabelも今回が初来日ツアーとなります


Lifted Bellsは, Loose Lips Sink Ships, Their / They're / There, Recreational Drugs, Pacemakerなど様々なバンド, プロジェクトを渡り歩くMatthew Frankや
Stay Ahead of the Weather, Cut Teethなどで活動していたメンバー
そして先日記事にもしたSeth Engelなど
ここ数年のインディ, マス, エモシーンのメンツにBobが混ざっているというとても濃く面白いメンツになっています!

melancholyyouth.hatenablog.com

現在までにEPが3枚リリースされており, 2枚のEPをまとめた音源がstiff slackより日本盤化も行われています
ちなみにまとめた2枚のEPはメンバーのMatthewが運営していたNaked Ally Recordsよりリリースされていました


Annabelはオハイオ州出身の4ピースバンド
Count Your Lucky Starsの在籍時からDowsingと並んで若手筆頭株な印象でした (彼らとスプリットもリリースしていますね)
既に10年近いキャリアもあり, アルバム3枚を筆頭にディスコグラフィも充実しています
現在ではTiny Enginesに移籍し, 一昨年リリースされた最新作"Having It All"も好評ですね
日本でも着々と知名度は上がって来ているのではないでしょうか


日程はこち

7月8日 (土) 名古屋Rad Hall "stiff slack Shop 14th Anniversary Show"
with LOW-PASS, bed, folio, CARD, malegoat

7月9日 (日) 新代田FEVER with ATATA, fam, malegoat

7月10日 (月) 新代田FEVER with told, The Firewood Project

FEVER公演でのLifted Bellsですが
9日は今までのEPでのセットリスト
10日は現在レコーディング中であるフルアルバムの楽曲でのセットリストとなるようです!


そして, ツアー前にCOUNTRY YARDみやもとさんによるブランド"Super Shrub Supply"の期間限定POP UP STOREにてアコースティックショーが行われることが決定しました

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SUPERSHRUB (@SUPERSHRUBSUPPL) | Twitter


Super Shrub Supply POP UP STORE
東京都渋谷区神宮前2-18-7 外苑ビル1F

7/7 (金) 20:00~
Ben Hendricks from Annabel
Bob Nanna from Lifted Bells

それぞれのバンドのボーカリストによる貴重なショーとなります
翌日にはEupholksとKensuke Yamamotoのライブも行われます
両日とも入場無料となっていますので, ツアーと合わせて是非


なかなか無い組み合わせでの来日じゃないでしょうか
本国アメリカでも一緒にツアーしたような話も聞いたこと無いですし...

とにもかくにも貴重な来日公演となりそうです


youtu.be

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招聘はもうこのブログでもお馴染みはじめさんです!
細かな詳細は後程発表とのことなので, 情報把握次第こちらの記事にも補足していきたいと思います


ではでは


よく見たらJAPANNABELLS TOURって書いてますね...笑

No Sleep Records newcomers

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アメリカのインディレーベルNo Sleep Recordsはこの数週間で2バンドとの契約を発表しました
今回はそのバンドを紹介しようと思います


Charmer

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ミシガン出身の3ピースバンド
現在までにデモとEPを3枚リリース

若干チープながらもアグレッシブかつパンキッシュなスタイルで
明るめな中にも若干の陰りを感じるようなサウンドのバンドです
エモリバイバル的なエッセンスも適度に感じられるのもポイントですね

今回の契約で昨年リリースされたEP2枚が再デジタルリリースされ, 今年の夏にアルバムのレコーディングをModern BaseballのJakeと行うようです


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PINE

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オンタリオ州はオタワ出身の5ピースバンド
現在までにEP1枚, Dead Leavesとのスプリットを1枚リリース
こちらは女性ボーカルのバンドです

何処か憂いに満ちた雰囲気をサウンドから漂わせつつ, 噛み締めながら歌うボーカル
ポストロック, シューゲイザー的なアプローチも見受けられます

少しずつ暗がりから光を見いだしているかのような...そんな描写が浮かびましたね
Foxingとかの感覚に近いものを感じます


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今回の契約と同時に6月に"Pillow Talk"というEPをリリースすることを発表しています

chorus.fm

公開された新曲を聴いてみると, まるで一皮剥けたかのように大分ポップで聴きやすくなりサウンド的にも変化を感じさせます
これまでの音楽性とどう混ざっていくのか楽しみです


Hot Mulligan

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ミシガン州はLansing出身の5ピースバンド
ポップパンク meets エモリバイバルというようなここ数年のトレンドともリンクするようなサウンドのバンドです

聴きやすく期待を裏切らないような感触があってとても好感を持ちます
曲によってはMotion City Soundtrackとかを彷彿とさせるものもあり, そこも良いですね

今回の契約に合わせて, 昨年リリースされていたEP, "Opportunities"にアコースティックversionの楽曲を追加収録して再発されるようです


youtu.be


ということでCharmerとPINE, Hot Mulliganの3バンドの所属が発表になりました
これまでもポップパンク, ハードコア, メロディック, インディロックと様々なジャンルのバンドを輩出してきたNo Sleep Records
今年は4月にDaisyheadの新作も控えています

他のレーベルに比べて何処か良い意味で土臭い雰囲気のバンドが多いイメージでしたが, これからどうなっていくのか注目です


ではでは

Weightless

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まとめて紹介しようかと思ったけどこれはこれでまとめたくなったので


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Weightlessというバンド

オーストラリアはアデリード出身の4ピースバンド
2009年頃から活動を開始し, 現在までにEPを3枚, フルアルバムを1枚リリース
La Dispute, Raein, Bridge and Tunnelなどとの共演を果たす

以前も記事にて挙げていたmy fever was precious distroにて音源が扱われています

mfwpdistro.blogspot.jp

mfwpdistro.blogspot.jp


youtu.be


このバンドには好きな要素しかないというか
もう"好き"というその一言で片付けられてしまうような...そんなバンドです

綺麗で繊細なアルペジオ, 爽やかなメロディに何処か乗り切らないようなボーカル
曲によっては着々と盛り上がっていき, 最終的にはバーストしたギターとドラムで一気に沸点まで行きそうで行かないくらいの展開を見せてくれるものもあって...

これだよこれ! こういうの求めてたんだよ!という気持ちになりますね...
本当にツボを突いてきます
Emo Side Projectを初めて聴いた時と同じ感覚というか, そのようなものをこのバンドにも感じたんですよね

哀愁をほんのり漂わせながら, 聴いてる人を切なくしていく
苦い思い出を何処か思い出すような...


vimeo.com


Empire! Empire!やEmo Side Project, アメフトなどのバンドが好きな方は是非だと思います
取りあえず聴いてみて欲しいです


残念ながら現在は活動休止中ですが, 一部のメンバーはNebraskaのメンバーと共にNo Actionというバンドで活動中です
こちらの音源も上記のディストロにて取り扱われているので合わせてチェックしてみてください

No Action

Introduction to emo bands 7

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今回もこのシリーズを
幾つか紹介していきますよ


Lacquer

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ナッシュビル出身の4ピースバンド
語りかけてくるようなボーカル, 物語のように徐々に展開していく楽曲
初のEPがリリースされたばかりですが, 既に彼らの世界観が出来上がっています

これからもっと大きくなっていくのではないでしょうか
GatesやTWIABP, 最近のPBTHなどが好きな方は是非なバンドですね


Lenses, Maps

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オーストラリアはメルボルンのTamara Westwoodによるソロプロジェクト
Yvette Youngばりの細かなアルペジオを聴かせたかと思えば, Algernon Cadwalladerばりのトゥインクルさを溢れさせたり
そうしている内にアメフトを彷彿とさせる鮮やかなギターフレーズが聴こえてきて...
と, 楽曲ごとに様々なアプローチをしていてとても面白いです

このプロジェクトでは上記の音源が初のようですが, 元々Freyaという名義で音源もリリースしています
こちらでもまた様々なアプローチがある楽曲を披露しています

これからもどんな楽曲が出てくるのか楽しみです


Fake It

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カリフォルニアはニューキャッスルの3ピースバンド
Into It. Over It.ライクなバンドも色々出てきているなあと思っていたんですが, このバンドもかなり影響を受けているようです
Facebookにも"For fans of Into It. Over It., Death Cab For Cutie, Third Eye Blind, Pedro The Lion, etc."と記載されていました
Proper辺りの雰囲気をとても感じます

でもそれを抜きにしてもかなり良いバンドです
温かみを感じるサウンド, 独特なドラムフレーズ, 展開などかなり練られているのではないでしょうか
こんなの聴かせられたらすぐ好きになりますよ...

IIOIの他にも以前紹介したWhen All We Love is Lost, Pocketなどが好きな方は是非です


Bicycle Sunday

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bicycle sunday (@bicyclesunday) | Twitter


ミシガン州はEast LansingのJoe McAndrewによるこちらもソロバンド
ミシガンというと同郷のEmpire! Empire!やそのメンバーであるKeithが運営するCYLS Recordsが思い浮かびますが, この方もそのバンド達にリンクするようなサウンドを奏でています
ちなみに今回の写真は彼です

優しく紡がれつつも力強く訴えかけてくる楽曲は正に大の字でemoを表現しているかのようです
こういうの好きで良かったなあ...っていう気持ちにさせてくれます

Empire! Empire!やEmo Side Project, Penfoldなどが好きな方は是非なアーティストです


ちなみに1stフルとなる"Remnants of Past Lives"はFetch Switchという名古屋のレーベル(元々cinema staffの辻氏も運営に関わっていたとか!)から日本盤化もされています
現在でもWaterslide RecordsやFLAKE RECORDS, レーベルのストアから購入出来るようですので興味がある方は是非

moraleislow.thebase.in


既に沢山のリリースを重ねていますが, 今年3枚目のフルアルバムもリリース予定らしいので楽しみですね...


youtu.be


ということで今回は4つ紹介しました
もっと漁っていきます

ではでは