アメリカのインディレーベルNo Sleep Recordsはこの数週間で2バンドとの契約を発表しました
今回はそのバンドを紹介しようと思います
Charmer
ミシガン出身の3ピースバンド
現在までにデモとEPを3枚リリース
若干チープながらもアグレッシブかつパンキッシュなスタイルで
明るめな中にも若干の陰りを感じるようなサウンドのバンドです
エモリバイバル的なエッセンスも適度に感じられるのもポイントですね
今回の契約で昨年リリースされたEP2枚が再デジタルリリースされ, 今年の夏にアルバムのレコーディングをModern BaseballのJakeと行うようです
PINE
オンタリオ州はオタワ出身の5ピースバンド
現在までにEP1枚, Dead Leavesとのスプリットを1枚リリース
こちらは女性ボーカルのバンドです
何処か憂いに満ちた雰囲気をサウンドから漂わせつつ, 噛み締めながら歌うボーカル
ポストロック, シューゲイザー的なアプローチも見受けられます
少しずつ暗がりから光を見いだしているかのような...そんな描写が浮かびましたね
Foxingとかの感覚に近いものを感じます
今回の契約と同時に6月に"Pillow Talk"というEPをリリースすることを発表しています
公開された新曲を聴いてみると, まるで一皮剥けたかのように大分ポップで聴きやすくなりサウンド的にも変化を感じさせます
これまでの音楽性とどう混ざっていくのか楽しみです
Hot Mulligan
ミシガン州はLansing出身の5ピースバンド
ポップパンク meets エモリバイバルというようなここ数年のトレンドともリンクするようなサウンドのバンドです
聴きやすく期待を裏切らないような感触があってとても好感を持ちます
曲によってはMotion City Soundtrackとかを彷彿とさせるものもあり, そこも良いですね
今回の契約に合わせて, 昨年リリースされていたEP, "Opportunities"にアコースティックversionの楽曲を追加収録して再発されるようです
ということでCharmerとPINE, Hot Mulliganの3バンドの所属が発表になりました
これまでもポップパンク, ハードコア, メロディック, インディロックと様々なジャンルのバンドを輩出してきたNo Sleep Records
今年は4月にDaisyheadの新作も控えています
他のレーベルに比べて何処か良い意味で土臭い雰囲気のバンドが多いイメージでしたが, これからどうなっていくのか注目です
ではでは