melancholy youth

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Why a Fox - Solstice ※SOLD OUT

ディストロ新入荷情報です!


Why a Fox - Solstice

500 yen

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Why a Fox (@whyafox) | Twitter


Hayden Marks氏によるソロユニットWhy a Foxの音源を入荷しました!

2月頃にbandcampを漁っていたところ偶然彼のページを見つけたんですが, 説明文に"オーストラリアのアデリード出身だけど現在は福島に住んでいる"というようなことが記載されていて, そこから彼の動向を調べるようになりました
そしてようやく昨日彼のライブを観ることが出来まして, そこでコンタクトを取って入荷させていただきました

今回の音源は今までbandcampやYoutube上で公開していた楽曲の再録+新録の楽曲が収録されています
(元の音源は既に削除されています)
基本的に全ての楽器を彼が演奏していますが, バイオリンやトランペットは彼の友達による演奏のようです


全体を包み込むフォーキーで温かみのある雰囲気
時に力強く, 時に語りかけるように歌う彼のボーカル
その中で彼が影響を受けたであろうインディロックやポップパンクライクなテイストが顔を覗かせます
アイリッシュパンク調の楽曲もあったり, それぞれの楽曲がバラエティに富んだアルバムです

個人的には以前の音源から冒頭のフレーズが頭に残っていた"Afloat"や, 今回のアルバムで一番落ち着いた曲調である"Everyone I Know"が好きですね
どの楽曲も(激しい曲調だとしても)寄り添ってくれるような曲だと思います

ここ数年のインディロックシーンともリンクする部分もあると思いますので, そのシーンを追っている方は是非聴いてみて下さい


youtu.be

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ちなみにCDにはそれぞれbandcampでのダウンロードコードのカードが1枚ずつ付くのですが, 今回多めにカードを頂いたので欲しい方に配布します
出店やライブに遊びにいった際にディストロと合わせて持っていくので欲しい方はお声かけください


Why a Fox - Solstice

1.Cleland
2.Dying Down
3.Adelaide
4.Afloat
5.Roses
6.Ark
7.Everyone I know
8.Realistic
9.Vessels

CD 500 yen
Download code Take Free

Born Without Bones / Young At The Bend

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ついに新作が...!


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Born Without Bonesのアルバム"Young At The Bend"がリリースされました!
前作"Baby"から早4年, 遂に3枚目のアルバムです

2013年頃でしょうか, 初めて聴いたのは それこそ"Baby"が出る前か出た頃ですかね
最初はこんなバンド居るのか〜くらいにしか思っていなかったなあと
今となってはもっとしっかり聴いてろよという感じですが...


前作"Baby"を踏襲してさらに円熟味を帯びてきた今作
温かみが増し, さらに強固なものとなったバンドアンサンブル
力強いサウンドはシンプルにカッコいいと思わせられます

何となく懐かしい感じもするんですよね
多分彼らが90年代のアメリカンロックスタイルのバンドに影響されているからなんでしょう
"90's rock"というタグも付いていますしね
カントリーっぽい雰囲気も若干感じます


いやあ...本当に良いアルバムです
既に今年も様々なバンドがリリースしていますが, それを総なめにしてしまいそうなくらいではないでしょうか...
インディロックファンは是非聴いていただきたいです

ちなみに今作は現在nypなんですが, これまでの音源も全てnypで公開しています
もし聴いたこと無い方は是非 他のアルバムもオススメです


youtu.be

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smallhands / how to say goodbye

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バージニアはフレデリックスバーグの3ピースバンド, smallhands
昨年リリースの1stアルバムを簡単ながらレビュー


美麗で壮大な雰囲気から, 塗りつぶすようにノイジーで轟音なパートへと差し掛かる
綺麗過ぎるものより少し汚い方が良いなんて良く言ったもので, 轟音の中でかき鳴らされるギターに思わずグッと来る


壮大なアプローチの中でもポップな楽曲もあり, 彼らの幅の広さを感じる
長曲の間に差し込まれてくるアンビエントな楽曲も, より彼らの世界観に入り込ませてくる


聴き終わった時, 1つの物語を見ていたかのような気持ちになる
何処か違う景色を見ていたような, そんな感覚が襲ってくる

全体的にポストロック然としているところはあるものの, 様々なアプローチが入り組まれている
昨今のインディロック好きにもグッと来るポイントがあると思うので, 是非聴いてみてほしい



"さよならを教えて"とその小さな手を振った彼らは, 僕らに次はどんな景色を見せてくれるんだろう

なんて次作への期待も込めて

Ensslin / Thumbsucker

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"女性ボーカルエモバンド"というとあなたはどんなバンドを想像するでしょうか


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ロシアはイルクーツクの4ピースバンド, Ensslin
昨年末収録曲"Realm of Fancy"が公開されていましたが, ついに待望のEPがリリースされました
いや本当に待ってました...デモから1年半以上経ってのリリースです


デモの時から感じていた憂い, 何処か悲しみを背負ったような雰囲気は健在で, よりサッドに, より暗い雰囲気にシフトしています
女性ボーカルの歌声が激しい展開にも静かなパートにもサラッと乗ってきて, 何処か平坦な感じに歌われることでより切なさが増していきます
沸点を超えて爆発しそうなのを抑えながら展開する楽曲は本当に辛抱堪らないです...
(ライブでは思わずメンバーが咆哮しているようですが)


呟くようなポエトリーディングスタイルで始まる"Lotus-eater"
エモバイオレンスバンドの如くジャキジャキと鋭利なリフと浮遊感を孕んだ静のパートが混在する"Not Your Reflection"
デモの時点では感じられなかった彼女らのアプローチが光ります


最初に聴き終わった時, 思わず大きめな溜息を吐いてしまいました
暗く鬱屈とした空気が全体を覆っていますが, 本当に満足感が大きい1枚です
待ってた分想いも強いのかもしれませんが...

冒頭の言葉にピンと来る方, 是非聴いていただきたいです


ちなみに今作は今のところ5レーベルからフィジカル盤がリリース予定となっています
日本ではWaterslide Recordsからリリースされます
まだリリース日程や詳細は発表されていませんが, とても楽しみです
ツアーとか...是非してほしいですね


※追記 (9/13)
Waterslideにて12inchの予約が始まったようです
100枚中30枚限定とのことなので是非お早めに

watersliderecords.net

※追記2 (9/15)
Waterslide分売り切れたようです 僕は何とか買えました 良かった...
my fever was precious distroとユニオンに少数入荷するようですので買えなかった方はそちらから是非どうぞ

mfwpdistro.blogspot.jp


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vimeo.com

Introduction to emo bands 11

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4月も終わりますよ

今月最後もこのシリーズで
幾つか紹介します


Poncho Model

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バージニア州ウィンチェスターの4ピースバン

今や1つの形として定着している, オルタナティブロック(特にグランジ, シューゲイザーからのアプローチ)とインディロックを組み合わせたスタイルのサウンド
このバンドもそのスタイルのアプローチですが, 1~2分台というショートチューンが多いのが特徴的 (長くても4分に満たない)
そしてボーカルの優しい歌声で, 比較的ノイジーな楽曲でも良いバランスがとられています

かなり良いバンドだと思います
Run For Cover, No Sleepあたりを追いかけている方は気に入るのではないでしょうか
Daisyhead, Have Mercy, Basementというバンドにピンと来た方も是非


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Elephant Brain

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イタリアはペルージャの5ピースバン

シンプルながらも所々で独特なグルーブを感じさせるサウンド
3つのギターで重ねて鳴らされる重厚感があるメロディ
そしてイタリア語の詞が良い違和感を生んでいます

内ではなく外に開けているサウンドで, 思わずテンションが上がってしまいます
シンプルにカッコいいと思えるバンドはやはり良いなと再認識しましたね

bandcampやiTunesなどで配信していますが, オフィシャルサイトではフリーダウンロード出来るようなので是非


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Inconsistent

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ミネソタ州ミネアポリスの3ピースバン

ジャケの雰囲気とは裏腹にノイジーなサウンド
そして勢いとノリでガシガシ引っ張っていく展開
少し頼りない歌い方も相まって, 何ともいえない仕上がりになっています (ちょっとだけ子供っぽい感じが残っているところがまた)

ガレージパンクのようなミックスもまたこのサウンドにマッチしていますね
この荒っぽい雰囲気のおかげかメロディの良さが際立って聴こえてきます
日本人受けも良さそうな気がしますがどうでしょうか


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Nosedive

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コネチカット州はニューヘイブンの4ピースバン

インディロックと10's emoにちょこっとパワーポップのエッセンスが加わったサウンド
細やかなアプローチも所々に入り込んできます
比較的チープな音作りながらも温かみも感じる音で, とても好感が持てます

Facebookを見てみると, 上記のEPが最後のリリース作のようで残念です


Los Beekeepers

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いや...この声よ!
まんまRivers Cuomoじゃないか!笑

なんてことを思ってしまったカリフォルニアはストックトンの3ピースバン
最初に聴いた時の衝撃たらなかったですよ本当に
weezerの聴いたこと無かったアルバム聴いてるのかと勘違いしてしまいました

ボーカルは勿論のこと, メロディやサウンドもギターポップ, パワーポップからの影響をひしひしと感じます
上記のbandcampの"Black and Tan"はweezerの"The Green Album (3rd)"に入ってそうです
パワーポップ大好きなんでしょうね...



ということで5組紹介しました
5月以降も続けますよ〜

ではでは

Introduction to emo bands 10

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前記事2つを更新してばかりになっている
(ちょいちょい更新してるので見て下さいね)

いつものやつです
早くも10回目です
今回も幾つか紹介しますよ


Lana Avacada

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myspace


フィラデルフィアの2ピースバン
元々4ピースバンドだったようです

今日Twitterを見ていたところ, Pitchforkなどでディスクレビューを行っていることでお馴染みのIan Cohen氏が"初期Pinbackのような雰囲気にOwlsのようなギターフレーズが入っているバンドだ"と紹介していました

優しく柔らかい雰囲気に, 何処か違和感を感じるようなギターのフレーズが入り込んでくるサウンド
トゥインクルな面はありつつも勢いで押し切るようなスタイルではなく, 聴かせ所がある楽曲
とはいえ1曲1曲が短く, サッと聴けてしまうのも良いところでしょうか

元々はガッツリなミッドウェストエモスタイルで音源も幾つかリリースしていたようなんですが, 現在bandcampで公開されているのは上記のEPのみとなります
myspaceYoutubeなどでは以前のスタイルの楽曲も幾つか聴けるようなので気になる方は是非


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Stay Inside

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ニューヨークはブルックリンの4ピースバン
昨年結成のようです

力強くアグレッシブに展開しつつ, 所々繊細さも感じさせる楽曲
強く歌っているけど何処か頼りない歌声が印象的 (Sorority Noise時のCameron Boucherのような)
ここ数年のオルタナ, ポストハードコアバンドの空気を充満させたようなサウンド

少しだけ荒く録音(かミックス)された感じがするものの, アプローチも広くすごく良いです
これから先もっと来そうな気もするので是非チェックを
"Radio Silence"という曲が好みでした


Lakehurst is Burning

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ジョージア州アトランタの4ピースバン

"Willows"という曲のイントロを聴いた瞬間にこれは...!!と
既に引き込まれていくのを感じました

真っ当なスタイルの...それこそJimmy Eat WorldTexas is the Reasonに通じるようなサウンド
上記のEPのリリースが2009年ということもあり, 00年代前半のバンドの雰囲気もありますね
シンプルかつ大きなサウンド, メロディもかなり分かりやすく耳にスッと入っていきます

エモだとかそういう前にロックバンドとしてとてもカッコいいです
現在活動しているかは分かりませんが...(多分もう解散しているかと)


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Les Mauvais Jours

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フランスはストラスブールの4ピースバン
Another Five Minutesというバンドのメンバーも在籍しています

フランスのバンドというと, 先日7月にジャパンツアー開催が発表となったSPORTが居ますが, その次の刺客と言えるようなバンドが現れました!

アグレッシブかつキャッチーで, シンガロングしたくなるような楽曲
少しトゥインクルで, 何処か土っぽいような雰囲気もあり
ガラガラな声の感じもまたいなたくて堪りません...

またスゴいバンドが出てきたぞ...という気持ちになりました
下手したらSPORT以上に人気になる可能性もあるかと
You Blew It!, IIOI, Narcia, Sleeplessなどが好きな方は是非です
売れてくれ...



ということで今回は4バンド紹介しました
また次回お会いしましょう

ではでは

90~early 00's label bandcamp links


90~00年代前半のバンドのbandcampと合わせて、90~00年頃から活動している(していた)レーベル / コミュニティなどのbandcampのリンクをまとめました。再発、復刻などを行っている所も含まれます。
ジャンルはバンドと同じくエモ, インディロック, ポストハードコアに偏りますが是非参考にどうぞ。発見次第追加予定です。



Absolutely Kosher (Emeryville, California)

Act Your Age (Austin, Texas)

The Archivist (Lexington, Virginia)

axiom schema records (Pataskala, Ohio)

Bad Archer Records (Albany, New York)

BCore Disc (Barcelona, Spain)

Belladonna (Gainesville, Florida)

Best of Times Records (Birmingham, Alabama)

Blue Skies Turn Black (Montréal, Québec)

Bombed Out Records (UK)

Carcrash Records (Gothenburg, Sweden)

Cascade Collective (Detroit, Michigan)

Caulfield Records (Lincoln, Nebraska)

chickfactor enchanté (New York)

Chunklet Industries (Atlanta, Georgia)

Comedy Minus One (New Jersey)

cowboysversussailor (Portland, Oregon)

Deep Elm (Maui, Hawaii)

dias de juventud (Nigrán, Spain)

Dischord Records (Washington, D.C.)

Drop D Label (Goodyear, Arizona)

DuPage County Hardcore (Chicago, Illinois)

Eighty North Records (San Diego, California)

Electric Relics (Plattsmouth, Nebraska) 1, 2

Engineer Records (UK)

Ernest Jenning Record Co. (Brooklyn, New York)

Expert Work Records (Columbia, Missouri)

File 13 Records (Chicago, Illinois)

Forge Again Records (Chicago, Illinois)

Goldenrod Records (San Diego, California)

Gringo Records (Nottingham, UK)

Hard Kiss Records / Nene Altro (Sao Paulo, Brazil)

Harlan Records (Bloomington, Indiana)

HUSH Records (Portland, Oregon)

Inerme Discos (Buenos Aires, Argentina)

Init Records (Saint Paul, Minnesota)

It came from Westerwood Drive (Rock Hill, South Carolina)

Jade Tree (Wilmington, Delaware)

Jigsaw Records (Seattle, Washington)

kranky (Chicago)

kythibong records (Nantes, France)

La Castanya (Barcelona, Spain)

Lotuspool Records (Parkville, Missouri)

Lovitt Records (Washington, D.C., D.C.)

Negative Progression Records (Orlando, Florida)

New Granada Records (Tampa, Florida)

New Red Archives (San Francisco, California)

No Idea Records (Gainesville, Florida)

Numero Group (Chicago, Illinois)

par·ti·ci·ple (Alexandria, Virginia)

Pehr (California)

Per Koro Records (Bielefeld, Germany)

Permanent Hearing Damage (Philadelphia, Pennsylvania)

Polyvinyl Records (Champaign, Illinois)

Popkid Records (New Jersey)

Red Lead Records (Washington, D.C.)

Redwood Records (Fullerton, California)

Rejuvenation Records (Montpellier, France)

Reptilian Records (Philadelphia, PA)

Rok Lok Records (East Northport, New York)

Saddle Creek (Omaha, Nebraska)

Sense Music Zine (Athens, Greece)

Silver Girl Records (San Diego, California)

Sixgunlover Records (Austin, Texas)

Snappy Little Archives (Denver, Colorado)

Sniffing Recording industries (Buenos Aires, Argentina)

Soft Rock Renegade (West Virginia)

South Bend Power 90s

Southern Records (London, UK)

Spark Recordings (Virginia Beach, Virginia)

Stickfigure Recordings (Atlanta, Georgia)

Suicide Squeeze Records (Seattle, Washington)

Sun Sea Sky Productions (Charleston, Illinois)

Sunset Alliance (Mesa, Arizona), Sampler 1, Sampler 2

SuperFi Records (UK)

Swing Deluxe Record Company (Nuremberg, Germany)

Synalgie Records (Berlin, Germany)

Three One G (San Diego, California)

unterm durchschnit (Köln, Germany)

Very Small Records (Spokane, Washington)

Zum Audio (Los Angeles / Portland)

319 Dude (Cedar Rapids, Iowa)



こちらも合わせてどうぞ。

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