バージニアはフレデリックスバーグの3ピースバンド, smallhands
昨年リリースの1stアルバムを簡単ながらレビュー
美麗で壮大な雰囲気から, 塗りつぶすようにノイジーで轟音なパートへと差し掛かる
綺麗過ぎるものより少し汚い方が良いなんて良く言ったもので, 轟音の中でかき鳴らされるギターに思わずグッと来る
壮大なアプローチの中でもポップな楽曲もあり, 彼らの幅の広さを感じる
長曲の間に差し込まれてくるアンビエントな楽曲も, より彼らの世界観に入り込ませてくる
聴き終わった時, 1つの物語を見ていたかのような気持ちになる
何処か違う景色を見ていたような, そんな感覚が襲ってくる
全体的にポストロック然としているところはあるものの, 様々なアプローチが入り組まれている
昨今のインディロック好きにもグッと来るポイントがあると思うので, 是非聴いてみてほしい
"さよならを教えて"とその小さな手を振った彼らは, 僕らに次はどんな景色を見せてくれるんだろう
なんて次作への期待も込めて