新入荷
Oswald's Last Plea - Demo
1200 yen
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マサチューセッツのOswald's Last Pleaのデモテープを入荷しました このバンドから発展し結成されたpre-Psaraのメンバーを擁し, 活動期間も短命なバンドです
先日bandcampにPsaraやメンバーが所属するバンドの音源が幾つかアップされ, 何か動きがあるのかと思われていたところにこのテープの復刻が行われました リリースはロシアのPolar Summerから50本限定プレス astheniaとEnsslinのスプリットテープもこのレーベルからリリースされています
"オズワルドの最後の嘆願"と冠されたこのバンドは破綻をものともせず突き抜け, とめどなく感情が動き続ける 堰を切ったような矢継ぎ早なテンポからフッと落ち流れるようにフレーズが溢れる
基本的には90年代らしいクロスオーバー感というかメタルに接近するような激情とポストハードコア, それとエモのフレイヴァーを纏っているサウンドで, こういう音色の言語化には中々良い言葉が思いつかない 後々のPsaraでは切迫感をそのままに所謂エモみを増していくわけだが
付随するテキストに記載されていることで面白いのはConvergeのKurt Ballouの両親が所有するガレージで楽曲が録音されたものということ 1996年の5月に行われたそうだが, 時空が歪んだとでもいうのかこの年に落とされたエモの数は計り知れないものだ 必然かはたまた偶然か...
それと"Classic Fit"にサンプルされている"We are the music makers and we are the dreamers of dreams..."という音声ーこれはArthur O'Shaughnessyによって書かれたOdeという本の冒頭の一節らしい
最早過去の産物かもしれないが90'sに焦がれ続けるロシアのレーベルからの愛ある一品
Oswald's Last Plea - Demo
1. Numb
2. I Should Have Asked Nobody At All
3. Classic Fit
4. Close
1200 yen
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