melancholy youth

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Puzzle 10th years ago

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Biffy Clyroのアルバム"Puzzle"のリリースから10周年だそうです


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個人的にBiffy Clyroというバンドを聴き始めたのはこのアルバムからでした
5年程前に彼らのことを知ってから, 初めて聴いたアルバムということもあってちょっとした思い入れもあります

Puzzleは全13曲収録 (日本/アメリカ盤は"Living is a~"の導入部分を"Intro"として1曲目にしているので14曲となっている)
表記されている楽曲の間に2つの小曲が挟まれ, 楽曲的には15曲分の内容となっています
加えて日本盤には後のシングルのB面となる2曲("I'm Behind You", "Coward")がボーナストラックとして収録されています


リリース当時の背景を少し振り返る
2002年のアルバムデビューから3年連続でアルバムをリリースしていたBiffy Clyro
初めて3年という長いブランクを開けてのリリースとなったこのアルバム
ハードロックやグランジのようなバンドからの影響を存分に表していた彼らですが, このアルバムでサウンドが格段にスケールアップしました
次作となる"Only Revolutions"で知名度は格段に上がったとは思うのですが, この時点でも徐々に広まっている兆しはあったように感じます

それまでの音楽性を踏まえつつもストリングス隊の起用や, これまでとは異なるプロデューサーの起用によりさらにサウンドの細やかさ, 音の太さが格段に上がったように思えます
変拍子やギターの何処か不思議なリフ(しかしキャッチーに聴こえる)などから, "ニュープログレバンド"なんていう風にもこの頃から評されていたようです


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歌詞の面に関しては, 制作と同時期に起きたボーカルSimonの母親の死からインスパイアを受け作られています
死ぬことを恐れ, それについて苦悩し, 最終的にはそのことを受け入れる...といったストーリーが繰り広げられています
"Puzzle"というタイトルが示す通り, 人をバズルに例えて, 1つでもかけてしまったら終わりなんだ...というように


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アルバムを聴きながらこの記事を書いていましたが, 何だか懐かしい気持ちになりました
初めて聴いた時はFeederにも興味を持ち始めていた時期で, USメインストリームなロックからのインフルエンスなUKのバンドも居るんだなあなんて思っていましたね
どちらも今でもとても好きなバンドです 年末の記事にも書きましたが, 個人的3大オルタナバンドの内の2組ですしね (もう1つはweezer)

もし聴いたことない方が居るなら, この機会に触れて欲しいです
CDも良く中古屋でも見かけますし, 手に取りやすいかと思うので是非


"欠片を拾って空に向かって築いてくれよ..."

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