melancholy youth

since 2016.6

2019

f:id:melancholyyouth:20191231094719j:plain


今年ももう終わりですね 毎年早いなーとか年末感無いなーとか思ってますけど今年もそんな感じです
今年もアクティブに動けていたかなと思います 普段はベッドに包まりながら細々と諸々を更新しているだけなんですが...
東京や仙台や地元だけじゃなく遂に関西にも足を運ぶことが出来ました 年々行動範囲や出来ることが少しずつでも広がってるのは良いことかなと 各地で話しかけて下さるかたも居て嬉しいです 変に人見知りなところもあるので是非話しかけてやって下さい...笑 次は何処に赴きましょうか...レコ屋ばっかり行ってないでご飯も食べる余裕を持ちたいですね...笑
もう観れないと思っていたバンドを色々観れたのは嬉しかったですね Starmarket, Mineral, Pohgoh, Snowingとこんなに色々観れる機会が出来たのは本当に嬉しかったです 何度か涙腺が緩んで涙が零れてました...勿論現在進行形のバンドの来日や企画にも足を運べたのは良かったです 来年も出来るだけ気になるライブには足を運べたらなと思っています

ディストロも細々と続けています 地元やそれこそ関西に行った際に出店させていただいたりと有り難い機会をいただけていて嬉しい限りです そういえばシレッとディストロのセールしてます 送料のキャンペーンなんかもしてます あまりにもシレッとし過ぎてか反応がほぼゼロなんですが...笑 冬休み終わりの時期くらいまで(大体1月13日くらいまででしょうか)はそのまま続ける予定ですので是非チェックしていただけたら嬉しいです 来年以降も気になったものとかずっと入荷したいと思ってる音源も入れていけたらと思います あとそろそろPaypalとかを導入して海外バンドの音源の入荷も出来たらなとうっすら考えています こちらはスローペースになるやもしれませんが応援していただけたらと思います

昨年から始めた企画ですが今年も無事開催することが出来ました 改めて来て下さった方, 出演してくださった皆さん, 気にかけてくれた方々ありがとうございました 前回よりも少しは集客も増えてありがたい限りです まだ一桁というのが厳しいところですが...やっぱり難しいですね まあでも好きなバンドや人しか呼びたくないし自分が興味無いことをしてもしょうがないのでやりたいことをやっていけたらなとは思っています その上で興味持って下さる方が増えてくれるのが理想ですが 来年の企画に向けて既にちょっとずつですが動いていたりもします また気にしていただけたら嬉しいです

ブログは相も変わらず大した更新は出来てなかったですね...他の諸々にかまけて怠ってしまったのはちょっとなーと なんとなく書きたいこともあったんですが... 変わりにemotive sundayの方はこれまで以上に気になった/琴線に触れるアーティストも多くなったこともあり日々の更新も増えていたかなと思います これからはバランスよく出来たら良いなと思っています


その他にも色々思うことがあったりなかったりですが相変わらず音楽は聴いてました そんなわけで恒例ですが今年印象に残ったものとかを幾つか紹介しようと思います


Chastity - Home Made Satan

オンタリオのBrandon WilliamsによるソロプロジェクトChastityの2ndアルバム これまで名前を聞いたことはなかったのですが, アルバムリリースの報と共に公開された"Sun Poisoning"を偶然聴いてこれは...!と 所謂スタジアムロックライクな広大な土地を思わせるサウンドは定期的に好きになることがあってこの楽曲は完全にその手のものだった 気だるくも芯が通っているローファイでオルタナサウンドメイクは楽曲が進むごとに加速していき, 最終的にはチープながらも僕達世代のロックスターなんじゃないかと思わせられる程に


oso oso - basking in the glow

oso osoの3rdアルバム 最初に通しで聴いた時は前作よりミドルテンポ寄りで何となく少し地味な印象を持っていたのですがじわじわと溢れ出てくるグッドメロディとキャッチーなリフは頭に残り気づけば何度も再生していたアルバム 絶妙な塩梅の楽曲と暖かな雰囲気で進む楽曲は正に輝きを持っているかのよう 地味なんて印象はどこ吹く風か彼のキャリアの中でも1番華のあるアルバム
ちなみに"dig"のイントロからのフレーズがなんとなくSmoke on the Water感あるなと思ったのですがどうでしょう


Macseal - Super Enthusiast

Macseal待望のフルアルバム 初期のリバイバル感溢れるアプローチから段々と変化し, 今作では心地良いメロディと軽やかなアンサンブルが全体を包み込む優しいサウンドに oso oso同様グッドエモな楽曲は荒んだ気持ちを和らげてくれ, 明るくもほんのり切ないメロディは気を抜くとちょっぴり泣きべそをかいてしまいそうだ


Mildura - Mildura

グッドエモという意味ではこのバンドも外せない Milduraこちらも初めてのフルアルバム 個人的に1番待ちに待っていた音源かもしれない 上記2バンド同様鮮やかでポップなサウンドを持ちながらも疾走感や細やかなアプローチが光りまくる楽曲 これまでの音源以上にアグレッシブに突き進む楽曲はテンションが上がらざるを得ない 今回のアルバムは新曲5曲にこれまでの音源の再録5曲という構成なのだが, 新曲も然ることながら再録された楽曲の破壊力が半端無くて思わずガッツポーズをしてしまった程 (特に"Picture", "Everyone You Know How"の2曲は痺れた...) 個人的な大好きが詰まりまくった最高のアルバム


Origami Angel - Somewhere City

去年辺りから名前は聞いていて知っていたOrigami Angel 今年はスプリット, epと続き遂に初のフルアルバムまでリリース スパンの早さにも驚きだが, このアルバムをリリースするまでのセルフプロデュースが半端無さ過ぎてリスナーを楽しませることに全力を注ぎ込んでいるのが伝わってきて愛だなと思ってしまった 肝心のアルバムはここまでの彼ら以上にアグレッシブでキャッチーでどこを切り取っても熱量がドバドバと溢れ出てくるようなバッキバキのサウンド アルバム冒頭と最後の部分が対になっていていつまでもループ出来てしまうような仕様に まるで終わることの無いいつまでも続くテーマパークに迷い込んでしまったかのようだ 2ピースというバンド最小人数で表す最大限の爆発 完全にAlbum of the Yearです


その他に印象に残った音源ですが






こんなところでしょうか 他にも思い出したら追加するかもしれません

今年もDouble Double Whammy周辺は良いリリースが多かったなと思いました Great GrandpaはBig Thiefばりの空気感と渋さを持ってるアルバムになってましたし, Hovvdyもスロウコア感を残しつつより良い意味でのチープさを増していったアルバムだったなと 買えなかったですがLong BeardとかLVL UPメンバーのソロとなるThe Glowとかも良い感じでしたね
Chastityと同じくCaptured Tracks繫がりでDIIVもアルバムが出てました 名前は知ってたんですがこちらも聴いたことはなくて今回初めて聴きました 今までがポストパンクとか寄りだったみたいですが今作はメンバーの背景のこともあり重く暗めのアプローチでとても好みでした
Mineralまさかの新作リリースとても驚きでしたね The Gloria Recordやその他メンバーのMineral以降のバンドのエッセンスも感じつつ新しいMineral像を作り上げた渾身の2曲だったんじゃないかと思います
フィジカルを手に入れることは出来ませんでしたがオーストラリアのCeresもめちゃくちゃ最高のアルバムをリリースしていました The Hotelierがそこまで活動出来ていない中で個人的には希望のバンドだったこともあり期待していたんですが余裕で越えてくれましたね... あと企画としてやっていたA Thousand Milesのカバーもオリジナルの良さを残しつつ彼ららしさも感じれる良カバーでした
挙げてはいないですがBig Thiefの2枚のアルバムやBetter Oblivion Community Center, Sore Eyelidsとかも聴いていました

今年はこれまでに比べて今年リリースされた気になる音源を早い段階でフィジカルを手に入れるかダウンロードして聴くことが出来ていたかなと思います 今まではすぐに手に入れるとこまで行けないものも多くて後手後手になっていたりしたのでそれは良かったかなと まだまだ気になるものも結構あるにはあるんですが...Alex Gとかも結局新作のカラーヴァイナル盤手に入れ損ねちゃいました 別のアルバムは1枚CDで買ったんですがね... あと何となく印象に残った音源は下半期に結構集約されていた気がします 後半だから鮮明に残っているというのもあるのでしょうが今年は特に良リリースが続いていたのも理由かなと
今年の印象ですがGiants Chairやduster等復活したバンドの新作が結構リリースされていたなと まだどちらも聴けていないんですがこういったもう活動していなかったバンドの新しい報を聞くことが出来るのは嬉しいことです リアルタイムじゃないから余計にでしょうか
duster復活も大分驚きでしたが上記に挙げたHovvdyやHorse Jumper of Love, Peaer等々スロウコア関連の動きも多く見かけたなと思います この手のバンドは結構ツボだったりするので動きが多いのは良いことだなと思いました
今年リリースもの以外でも色々買ったり手に入れる機会が多くて10~15年前くらいの日本のバンドとかも色々買ってました 抜け落ちていた諸々も回収出来たり出来ましたし良かったなと思います 部屋がもう既に大量の音源で埋め尽くされてるのは如何なものかと思いますが...笑 まあもっと増えてしまうんだろうなしょうがない

来年はどんな音楽体験が出来るでしょうか 世間的には暗くなってしまいそうですがなるべく楽しく良いdig生活を送れたらと思います
それでは今後とも諸々よろしくお願いします!

こんな感じで