前の記事から大分空きましたね...
今日(アメリカ時間で)はweezerの2ndアルバム"Pinkerton"がリリースされてちょうど20年だそうです
1996年の9月24日発売ですね
個人的にこのアルバムは思い入れがありまして
weezerを知った6年前に, 当時出ていた最新作である8枚目のアルバムHurley(唯一老舗パンクレーベルEpitaphから出たアルバム)がリリースされた1ヶ月後くらいにPinkertonの再発盤が出まして
Hurleyみたいな感じなのかなと思い, 聴いた時の衝撃が凄かったのを覚えています
初めて体験したweezerのアルバムだった(Pinkertonを買ったのは2枚目ですけど)っていうのも大きいですね
1枚目のブルーアルバムが大ヒットした反動で生まれたこのアルバム
アートワークに安藤広重の浮世絵を使用していたり, 5曲目のテーマが日本のweezerファンから届いた手紙がモチーフになっていたりと何かと日本との親和性を感じさせるアルバムです
(リリース後、リヴァースの日本嫌い等も言われていたようですが別にそんなことは無かったそう)
結果的に1枚目の6分の1くらいまでしかヒットしなかったようです
個人的にこのアルバムがweezerの中で一番拗らせてるアルバムだなと思っています
だって、1曲目からセ◯クスについてあっけらかんと歌ってるんですよ!笑
なーにが"セ◯クスに疲れちゃったよ"だよって笑
他にもレズビアンの女の子のことを歌っていたり、叶わぬデートへの思いを歌っていたりとめちゃくちゃ拗らせてるんですよね...
サウンド的にも1枚目に比べてだいぶノイジーでよりオルタナ感が増し増しです
よほどプレッシャーが凄かったんだなと伺えます
ただ、そんな中にも切なさが溢れ出していて
先述の5曲目とかイントロのピアノでとても切なくなります
アルバム最後のButterflyでは一番最後に"ごめん...ごめん"となんども謝っているのもとても悲しくなります
妄想と性的衝動を抑えきれず、でもどうしようもないからただ一人で悲しく縮こまっている感じがしてとても切なくなりますね...
本当に良いアルバムです...
再発盤のデラックスエディションに収録されている曲もとても良いです
ということでPinkertonについて書いてきましたが、如何でしたでしょうか
これを機にweezerそしてPinkertonに触れてみるのも良いのではないでしょうか
是非聴いてみて下さい
ではでは