melancholy youth

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The Bedroom Cloud / Rings Around The Sun

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昨日のUnderの新譜についてのポストで100記事を迎えました
色々書いてきましたねえ...

そんなことはまあそこに置いときまして, 今回はこのバンドについて


The Bedroom Cloud (@TheBedroomCloud) | Twitter

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The Bedroom Cloudというバンド...というよりソロユニットでしょうか
先程新しいEP"Rings Around The Sun"が公開されました

シングルとなる"The Glittering Face And The Heart Dark"から1年ぶりのEPとなります


元々TwitterでThe Bedroom Cloudをやっているfufuさんと1年ちょい前くらいに知り合いまして
そこから少しずつコンタクトを取っていました
元々日本でもバンドをやられていたようです

fufuさんがアメリカに移住してきてから始めたのがこのThe Bedroom Cloud
この名義では現在までにEP2枚, シングル1枚を公開しています
バンドを目指して曲を作っていたようですが, 現在はソロで活動しています


今回の"Rings Around The Sun"
個人的にポストロック, インスト関連のバンドやアーティストは聴くことが最近は少なくなっていたんですが, またこういうのを色々漁っていこうかなという気持ちになりました

まずメロディがとても印象に残ります
ロディアスなアプローチのバンドが好きと言われていただけあって, 耳馴染みが良いメロディが響いてきます
所謂ポストロックバンドの印象としてある, 荘厳で厳格な雰囲気, 何処までも暗く響いてくる...そんなサウンドではなく
寧ろその逆で受け入れられやすい, 壮大なサウンドではありつつも何処か暖かいような雰囲気を持った楽曲です

イントロからギターのアルペジオが聴こえてきて, とてもキャッチーな1曲
聴いてて気持ちいい柔らかいメロディ
こういうの好きだなあと再確認


再録された"The Glittering Face And The Heart Dark"
以前の曲よりもっと広がりを感じるアプローチに変化 (音圧が上がったからかもしれない)
ちなみに最後に聴こえる子供達のはしゃぐ声は現在住んでいる近くの公園で収録したそうな


変に構えずに聴ける, 受け入れられやすいEPだと思います
普段ポストロックやインストを聴かない人も聴いてみては如何でしょうか
Saxon Shore, epic45などが好きな方も是非です


ちなみに, fufuさんは音楽系ブログもやっていますので, こちらも是非チェックを!
個人的に3p3bのレーベルショーにも出演していたAcidclankなどを知ったのもこのブログからです

mayonakanomusendenshin.wordpress.com


ではでは

Under / Self Titled EP

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待ってた...!!

Under (@undertheband) | Twitter

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UnderのEPがリリースされました


Underはアメリカのマサチューセッツはチコピー出身の3ピースバンド
2015年に結成
メンバーはDoof, Tim, Nickの3人

1年前に"Tired"という曲をbandcampで公開して以来あまり大きな動きはなかったんですが, ついに1st EPがリリースされましたよ...

最初この曲を聴いた時に, これは...めちゃくちゃ良いぞ...!!となりまして, 早く何かしらの形で音源出ないかなと待っていました
1年経って遂にEPです


暗く, スローに展開する楽曲
ノイジーかつ印象に残るギター
ゆっくりと優しく響いてくるボーカル...

何処か物悲しく, ずっと下を向いている
完全に諦めたわけじゃないけど, もうやりようがないような, そんなネガティブさも感じてしまう


"Soyuz"のサビが来た瞬間, 思わず泣きそうになってしまった
やり切れない気持ちを, スロウな曲でどうにか表現しようとしているようで...
気持ちを押し殺してゆっくり歌いかけられるのもまたこの楽曲の暗さをより際立たせている


再録された"Tired"
改めてグッと来る
サビの気持ちが昂っている後ろのコーラスが堪らなく苦しい
アウトロの余韻はさらに長く感じることが出来る


中間に位置する"Losing"
展開も少なく, 一定の間隔で進む楽曲は気持ちを和らげていく
コーラスとギターのメロディがとても好みだ


簡単に言ってしまえば, スロウコア, シューゲイザー, そしてドゥームな雰囲気を孕んだサウンドで
光を感じさせない暗い楽曲なのですが
でも何処か印象に残るし, 寄り添ってくれるようなそんな感覚もあって
何回も聴きたくなる, そんなEPでした

いや本当に待ってた甲斐がありました...
まだすぐにとは言わないけど早く次の楽曲も聴きたいです

ではでは

hellodearestlove / How Can You Not Be Romantic About Baseball?

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ロシアのAlexey Savelievによるソロユニットhellodearestloveの新曲がリリースされました


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Soundcloud


およそ1年ぶりとなる新曲"How Can You Not Be Romantic About Baseball?"
以前の楽曲となる"Bottled poetry"の紹介もしていました

melancholyyouth.hatenablog.com


今日アクセス解析の所を見てみると上の記事へのアクセスがあったので調べてみると, なんと去年の時点でFacebookにポストしてくれていたようです

Many thanks to melancholyyouth blog for... - Hellodearestlove | Facebook


"まさか自分の曲を紹介してくれるなんて思わなかったよ
これからの制作の刺激になるよ", なんて風にコメントしてくれてました...

そんなわけでFacebookを見ていたところ, 新曲をリリースしていることを知りました


今回も前回と同じくインストの楽曲です
"Bottled poetry"はアメフトやOwenへのリスペクトを感じる楽曲でしたが
今回はそこからオリジナリティも感じさせる楽曲になりました

綺麗で気持ちがいいアルペジオや何ともいえない雰囲気はそのままに
以前より光が見える感じというか, 明るい面が出てきたように感じさせる楽曲でした
冒頭部分は日本のマスロック系統のバンドにも近いものを感じて面白かったですね


ちなみに今回のアートワークの写真ですが, なんとTTNGのChrisによるものでした
こんな繫がりがあるとは思いませんでしたね


今回でbandcampでは2曲目となる楽曲ですが
もう少ししたらEPなんかも期待したいところです


ではでは

The Hotelier / Goodness

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映したらアウトである


今回はHotelier3枚目のアルバム"Goodness"について

The Hotelier (@thehotelyear) | Twitter

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Hotelierについて知らない人の為に簡単にbiographyを

2009年にアメリカ, マサチューセッツダッドリーにて結成された3ピース
当時は高校生だった彼らも今は20代も半ばを迎えている
(現在はウースターという地域に拠点を構えている)

現在までにデモを2枚, fest出演時の6wayスプリットを1枚, アルバムを3枚リリース
1stアルバムとなる"It Never Goes Out"までは"The Hotel Year"として活動していたものの, その数年後に"The Hotelier"に改名した
(My Hotel Yearというバンドが居たことと, 発音的にもほとんど差がないことからこの名前になったそうだ)

ほとんどが海外wikipediaからの参照なので差異があるかもしれないが, ざっとこのような感じかと


で本題となる昨年5月リリースのGoodness
既に本国アメリカを中心に音楽メディアは高い評価を付けているし, その1つであるPitchfork主催のライブイベントに彼らが参加するなど知名度や人気が上がった一作だと分かる
日本でも昨年から各レコ屋, ディストロ等での入荷も見受けられ(前作2ndも含めて入荷されている), 既に幾つかの音楽ブログ等にも取り上げられている程だ
日本においても知名度は少しずつ上がっていると思われる (このブログを見てくださっている皆さんはご存知かも知れないが...)

一先ず, アルバムアートワークを見てほしい


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モザイクである

...いや, 実際は家族(と思わしき人達)が8人全裸で親しげに立っている
流石に売る側がアウトと感じたのか, 隠されているアートワークが公開されている
実際のLPやCDは下敷きのようになって隠されているが, それを外すとアートワーク全体が見れる仕様になっているようだ
このブログにそのままのアートワークを公開したら流石におしゃかになってしまうのでモザイクバージョンで上げておく

youtu.be

トレーラー映像
アルバムにも収録されているタイトル曲"Goodness"のpt.1が全編に使用されたトレーラー
アルバムにはpt.2が収録されている
このトレーラーはそのアートワークへと繋がる物語が展開されている (前作のアートワークになっている家も少し映っている)


アルバムだが
方位をタイトルに置く小曲3曲, ピアノ小曲1曲を含む全13曲約48分
方位をそれぞれ調べてみたが, 1曲目はサバティブルックという川の近辺
4曲目はファーム&ワイルダーネスロードの近くのモニュメント
8曲目はロッキーロード周辺の砂地を表していた


今作のサウンドは今までの比では無い程に洗練され, 且つ今まで以上にモダンな印象を受ける
これまでのアルバム...1stはポップパンクにも近いアグレッシブさ, 瑞々しさも感じられていた (10代だったこともあるからか)
2枚目ではシリアスさも感じさせるようになった (他のレビュー等を見てみるとレーベルとのいざこざやメンバーの苦悩などもあったようだ)
そして年齢とバンドのキャリアを重ねていった彼らは3枚目にしてそして20代半ばにして, ここまで成長を遂げてしまった
このサウンドでインディレーベルからのリリースである (前作と同じTiny Enginesから)
もはやメジャーフィールドともタメを張れるようなアルバムだと思える


youtu.be

今まで廻ってきたツアーのエンジョイしている様子も伺える"Piano Player"のPV
この曲だけでもこのアルバムを表すことが出来るような珠玉の1曲だ
歌始まりでドラムやギターの音が少しずつミュートされていき, 歌を聴かせる展開になっている
今までの音源ではそのようなチャレンジはしていなかったのだが, この部分だけでも意欲さが窺える
淡々と同じフレーズで続いているドラミングは(一定のリズムを保ち続けるだけでも大変なことではあるが)正に鼓動のようなダイナミズムすら感じさせる



アルバムを聴いて思ったのは, このアルバムは人の生活, 人生を表しているんじゃないかということ
僕は英語を聞き取ってすぐに意味を理解出来るような術は無いが, なんとなくそう受け取れるような気がしたのだ
これまでの人生を振り返っているような, まるで"アルバム"を紐解いて見ているような...

全部が良かったわけじゃないだろうけど, 良い人生を送れている, "Goodness"な日々を送れている (もしくはそうであった)
そんな風に受け取れるアルバムだった


これから先さらに大きいステージに行くだろう
現代のインディロックの旗手として, さらに世界中に鳴り響いていくのだろう
そんなことを願わずにいられない

雑記 4/8のこと

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day's eye企画にてafter works distro出店してきました
初めての東京での出店でした

そんなわけで一昨日~昨日にかけて東京に行っていたわけなんですが
今回も簡単に書き留めておこうかと



毎度の如く朝早くに出発 (何故か知らないが毎回東京行く日の朝は気分が害されている)
30分かけて電車でバス乗り場近くの駅まで移動する

バスに乗り東京まで出発
前回東京に行ったときは渋滞で大分時間がかかっていたのだけれど今回はスムーズに東京駅まで進んでいった


何処に行こうか迷っていたけどひとまず新宿へ
軽ーくタワレコを見てユニオン, ブックオフへ流れるいつものコース
色々気になったけど1枚だけピックアップして移動
既に到着してから3時間ほど過ぎている

新宿から吉祥寺へ
来るのは3度目だけれどチェックしていなかったブックオフとユニオンへ
ブックオフは想像以上に色々揃っていて思わず何枚か手に取る
ユニオンも色々あってスゴかった... (City of CaterpillarとSilver Scooterの日本盤が出ていたことをここで音源見つけて知る)
その後toosmellへ 欲しかったbirthとSleeplessのデモをチェック
まあまあ良い時間が近づいて来たので西荻

一駅しか離れてないので徒歩で移動
天候のせいかムシムシして暑かった...


FLATに到着
カウンターに来ていたフレデリカ一平さんと談笑しつつ, そうくん (day's eye)ともここで合流

物販/機材の所へ移動
ここで残りのday's eyeメンバーと初対面
ilillの時コンタクト出来なかったひろしさん(君)とようやく話すことが出来た

顔合わせに参加しつつ物販コーナーに戻り準備をしていた所でフリマ出店の永井さん登場
膨大な数のCD, レコードに思わずすごい...と声が漏れる
(ライブ終了後にCD何枚か買いました)

そうこうしているうちにオープン
出店の3LA水谷さんもここで登場
勝手に物怖じしていたのだが(すみません), 他の方と気さくに話されていた

ライブへ


tranquil life

elicaのメンバー含む4ピース
浮遊感と独特なグルーブ, 少しノイジーでシューゲイザーの雰囲気を孕ませてくるサウンド
その上にサラッと乗ってくるボーカル...

"〜っぽい"サウンドのバンドは色々居るけど
そういう雰囲気だけのバンドとは違う, かなり作り込まれたサウンド

初っ端とはいえ, フロアが彼らの空気に段々と染まっていくのを感じた
淡々としつつもカッチリした演奏で, 緊張感が伝わって来たのが印象的でした


youtu.be

youtu.be


I have a hurt

予々噂は聞いていたけどとんでもないバンドだった...
激なサウンドの中に悲しいメロディが乗っていて, とてつもなくエモーショナルだった
シャウトに近いボーカルが楽曲をより一層切なくしていて, 色々堪らなかった

MC無しでずっと通しで楽曲を進めていく様は本当に痺れた
後半の盛り上がりで1つのピークに達したようなそんな気さえした

すごいものを観てしまったな...
そりゃこれだけすごいと言われるなと
もう一回観たい


youtu.be


ayutthaya

おたみおさん (マイクロコズム)率いる界隈で話題の4ピース
今回はビートさとしさんに変わりデンカさん(ATATA)がドラムとして参加

歌心をうっすらと感じさせるオルタナティブだった
誤解を恐れず言えば"女性ボーカル版LOSTAGE"とでも言えるような, そんなサウンド

おたみおさんは喉の調子が良くなかったらしいが, そんなことも感じさせないステージングだった
"最高のタイミングで呼んでくれてありがとう"なんて皮肉も挟んでいた

Soundcloudで公開されていた"グレープフルーツ"が最後に聴けたのも嬉しかった


soundcloud.com


dear student

新体制になってからようやく観れました
元々楽曲でもベースのフレーズが印象的なパートがあったりしたけど, さらに効果的にベースが聴こえてきた
音が跳ねているというか

後半やっていた新曲2曲
最初の新曲は断片的に色んなところで聴けていて, 全体的に聴くとどんな感じなんだろうと思っていたけど, また違う面を現してきた感じがしてとても良かった...
シンガロングパートが熱いなあと思っている (勝手に)
もう1つの新曲もとても良かったです (この曲は前観た時もやってたような)

新体制になってからエモーショナルさが増したみたいな話も見かけたけど
より鮮やかに, そしてアプローチの幅も増えていて, メキメキと成長してるんじゃないかと勝手に思ってしまった
(上から言ってるみたいですみませんが...)

あっ、football etc.の新譜の話するの忘れてた...



day's eye

ようやく観れた...!
音源だったり映像を観ててとても楽しみにしていました

不穏な雰囲気を漂わせる楽曲に淡々と乗るボーカル
そこから一転して悲痛なシャウトが響いてくる
ずーっと何処か不安定で, どの楽曲にも陰が見える感じというか
何とも言えない時代錯誤感を感じて良かった

男気ソングと言われている"dusty miller"
映像から気になっていた後半の男女ツインのシャウトの掛け合いがやっぱり良かったです

単純に激情だとかエモだとかで括れないサウンドのクロスオーバー感があって, 色々な影響を感じさせた

観れて良かったです, また観たいです

ただ, 位置のせいかボーカルの方の声が演奏にまみれて聴こえない時があったのが残念だったかなと...
次観る時はボーカル側にします, はい


youtu.be


ライブの転換時とライブ後に物販に居たけれど, 何人か見て下さったり, 買っていってくれた方が居たのは嬉しかったです
ちょっとでも興味を持ってもらえたのがありがたかった
もっと精進します

あと仕方無いことですが, 今回物販スペースとライブのフロアがちょっと離れていたので, 観るのが1曲目が始まった途中からになってしまったバンドも居たのが残念だったかなと...


その後片付けつつ, 軽い打ち上げにも参加
それぞれ帰路についていく...

えっと...僕はですね...
その後朝までずーっと西荻のマックに居ました...笑
いや笑えないわこれ笑

ネカフェとか行けたのかもしれないけどあんまりお金使いたくなかったんでね...
仕方無いよね...w


youtu.be


朝になって, 東京駅へ
バスに乗り, 福島まで帰郷
その後帰宅...と

こんな感じでした
最後の方はちょっとアレだけど, 初めて東京で出店出来たのは良かったなと思います
機会をくださったday's eyeの皆さんありがとうございました
そしてそうくんお疲れ様

また何処かでやれる機会があればやりたいです

次またライブ遊びに行く時出店していいかお願いするかもしれないので, 良ければお願いします


ではでは

Suns

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今回はSunsというバンドを


コネチカットの4ピースバンド
メンバーはWill, Willy, Bill, Peterの4人

2008年頃活動を開始して, EP2枚とアルバム1枚リリース
現在は活動していません


初期はローファイ, インディパンクな雰囲気もあったのですが, リリースごとに段々と暗いアプローチになっていったようです
アルバムを出す頃にはグランジ, スロウコアを灰色に染め上げたかのようなサウンドに変化しました
メロディ的にうっすらとエモ成分も感じられます


アルバムの中でも感情の起伏が激しい"Lover, Lover"
ある意味キャッチーでテンポも早いこの楽曲は一発で虜にされてしまいました


イントロのギターフレーズが印象的な"Whippoorwill Lane"
曲中に何度も出てくるこのフレーズはとても頭に残ります


暗い暗いと言うものの, ただ単純にどん底を見つめているような部分だけじゃなく
うっすらと光が見えてくるような楽曲もあり, バランスを保っているような印象を受けます


vimeo.com

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Sunsとしての活動後の話ですが
メンバーはそのままで"Poverty Hollow"という名義に変わってEP1枚, シングル1枚リリースしたようですが, 現在こちらも活動してないようです
活動中に1人抜けて3ピースになっていました


そして現在メンバーはOOZER, Pupppy (こちらも解散), Peaerというバンドでそれぞれ活動している(た)ようです
Tiny EnginesからリリースしているPeaerがSunsのメンバーがやっているとは驚きですね...
Sunsと合わせてチェックしてみては


※追記
SunsでボーカルをしていたWillは現在Horror Movie Marathonというソロプロジェクトを行なっています クレジットを見てみると同じくSunsのメンバーだったpeterがギターで3, 10曲目にゲスト参加しています


Sunsや上記のHorror Movie Marathonにてドラムを叩いているもう1人のWill (Ponturo)はwilesというバンドをやっています


ということでSunsについてでした
何かしら引っかかる部分はあるかと思うので是非聴いてみて下さい

Cold Cold Nights / (The) Last Summer

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春めき始めたけどまだ少し肌寒い...
そんな今に合う(かもしれない)1枚を


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Cold Cold Nightsというバン

チェコプラハの4ピース

メンバーは
Jakub Jirásek
Štěpán Oves
Kryštof Knapp
Daniel Došek の4人

元々Jakub Jirásekが"J"名義で活動していたものの
最初のEPのタイトルである"Cold Cold Nights"という名前で2014年頃からバンドに変わりました
(今でもJ名義で活動することもあるようですが)

話は変わりますが, Jakubが主宰するコンピレーションなんかもあるようです


最初は卓録のフォーキーなインディロックをやっていましたが, 名前と共に段々と今のようなサウンドへと変貌しました

現在までにJ名義でEP1枚, Hey!Rabbitとのスプリットを1枚
J & The Cold Cold Nightsとしてシングル"You Wake Up in a Bed That Is Not Yours"
Cold Cold Nightsとしてアルバムを1枚リリース (bandcamp参考)

今回紹介するのはCold Cold Nightsとしてのアルバムになります


荘厳な雰囲気, 冷たくしかし所々温かみを感じるメロディ
大々的に取り入れられ, 楽曲の雰囲気をさらに持ち上げるホーンセクション
低めの声で淡々と, そして伸びやかに広がるJakubの歌声...

元々持っていた音楽性にさらに別の音楽からのエッセンスを意欲的に取り入れ, 独自のサウンドへ変わりました
これまでの彼らとはもはや別バンドへと変化したアルバムです


聴いていると物悲しさが溢れてきます
寄り添ってくれるようで, 本当は離れているようなもはや見えてすらいない何かを感じてしまうようで...


youtu.be


これまでこのブログで取り上げて来たバンドとは雰囲気は違いますが, 是非聴いていただきたいバンドです
Triple Crown, Hobbledehoyなどのレーベルのバンドが好きな方は何処かしら引っかかる部分はあるのではないでしょうか
大雑把に言っちゃえばSigur Rosとか好きな人も気に入るかと思います


youtu.be


ではでは