melancholy youth

since 2016.6

Climb The Mind / チャンネル3

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先日地元のライブハウスに遊びに行った時, こんな話になった

「お前さあ, クライムの新譜聴いた?」

その時まだ僕は買ってなかったので, "まだ買ってないです"と言ったら

「"メタボリズム"って曲聴いた時にさ, お前のアンセムだと思ったんだよね」
「"食べたーい, 痩せたいけど"って歌詞がお前そのものだよなってさ笑」


僕は太っている, とても

痩せたいと思ってるけどなかなか実行出来ない

そういうことなんだろう

そういうことなんだろう





Climb The Mind, 6年半ぶりのアルバム "チャンネル3"

ようやく手に入れた
リアルタイムで音源を手に入れるのは初めてだ

僕が知った頃には既にほぞもとんちんかんも発売していた後のこと
勿論7inchは買えなかった


最初に金魚のアートワークを見た時のインパクトが凄まじかったけど, 現物やポスターを直に見てもそのインパクトは冷めない
むしろ少したじろいでしまいそうで


1曲目, イントロが流れ始めた瞬間, 鳥肌が立っていた
そして終わる頃には既に泣きそうな気持ちにまでなってしまった

ついにクライムの新譜が聴ける...そんな思いでいっぱいだった


既に公開されていたポケットは90年代でいっぱい
何度も聴き何度も反芻していたけど, 改めて音源として聴いた時の凄みというかなんというか

"ああ、こういうのを名曲って言うんだろうな"

サビで頭を軽く振りながら, そう考えていた



歌詞カードを読みながら聴きたいというツイートや話をよく見かけていたけど, 確かにこれは歌詞を噛み締めて聴きたくなるよなと
というか嫌というほど, 声と歌詞が印象に残る

普段どんなことを考えながら, 生活しているんだろう
どんなご飯を食べ, どんな服を着て, どんな夜を過ごすんだろう

そんなことに思いを馳せつつ, 曲が進む


今回のアルバムはキラーチューンとなるような曲ばかりだと思う
全編シングルカット出来るようなそんなアルバム


耀け自販機...まるで別バンドのような若さ, 瑞々しさを感じさせるようなアップテンポでキャッチーな楽曲
ファズを通したギターの心地良いノイズが曲全体を覆う

ピンクの電話...サビの爆発力, そしてギターソロでぶち抜かれた
ピンクの電話という芸人が居たらしいけど, そのコンビについて歌っているんだろうか

あしべ...少しずつ大胆に変わり, 最後は初期衝動の塊を吐き出すような展開
食って掛かるような咆哮とクリーントーンで歌われる所は"ほぞ"を彷彿とさせてグッと来てしまった


そして, メタボリズム

確かに僕みたいなやつにはうってつけの曲だと思う

もしライブを観る機会が出来て, この曲を演奏してくれるなら
大号泣しながらサビを一緒に歌うだろうななんて考えてしまった


例えで4曲挙げたけど, どの曲も本当に印象的だし, 諸処にグッと来るパートがあって

とてつもない熱量が入っているんだろうけど, それをいとも簡単に飄々とやってぬくような
どこかのレビューで読んだけど, まさに仙人みたいな感じというか


本当に素晴らしいアルバムです
スターピースが出来てしまったんじゃないかなんて考えてしまった

ファズがかかったギターでいつもより激しめなアプローチではあるけど, 聴く人に寄り添うアルバムだと感じた



それでは最後に歌詞カードから一言だけ書いて
この散文を閉めようと思う


「それでもあたし、今を一生懸命生き抜いてみせるわ。」




youtu.be

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Twitter (非公式)

Seth Engel

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先日what givesというバンドのアルバム"Feels Good"のリリースが発表されました
what givesはAnnabel, Pet Symmetry, Elway, ex-Dowsingのメンバーによるバンドです



そんなwhat givesのこのアルバムを含む音源全ての録音エンジニアであったのが
今回紹介するSeth Engelさんです

s e t h e n g e l . o r g

hmm (@TheSethEngels) | Twitter

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彼はシカゴにて2008年頃からレコーディング, ミキシングなどのエンジニア業を始めました
同時にOptionsというソロプロジェクトを始め, 自身の音源を発表していきます


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彼がエンジニアとして関わったバンドはインディロック, マスロック, ジャンク, エモ等多彩なジャンルに及びます

例えば, 今ではUSインディの最注目株となったPinegrove
Topshelfに所属し, 知名度が上がりつつあるRatboysなどのレコーディングを行ったのは彼です


また彼はマルチプレイヤーでもあり, 様々なバンドやプロジェクトに加入, 参加しています
例えば, BraidのBob擁するLifted Bells, The City on Filmでドラムを叩いているのが彼です


youtu.be


彼がエンジニアとして行った仕事, プレイヤーとして参加している仕事はこちらこちらから確認出来ます

関わっている仕事やバンドは, Sethと同じく同郷シカゴのアーティストが多いようです
元々友達だったりするメンバーも居るのでしょう


最近のエンジニアというと, Balance & Composure, Adventures等を手掛けたWill Yipや
IIOIとしてもお馴染みのEvanが思いつきますが, 彼も素晴らしいエンジニアですので是非注目していただけたらと思います
勿論Optionsを始めとする彼のプロジェクトも

これから先さらに名前を聞くことになるかもしれませんね


では今回はこんな所で

Introduction to emo bands 6

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久しぶりにこのシリーズですよ
今回も幾つか紹介していきます


Morning Dawn

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オランダはスヘルトーヘンボス出身の5ピースバンド
壮大かつダイナミックなサウンドの中に美麗なメロディが入り込んできます
バーブディストーションのかかったギターに浮遊感と広大な大地を感じさせられます

ポストロックとインディロック, エモを兼ね備えたサウンドのバンドは幾つも居ますが, このバンドもなかなかではないでしょうか

duct heartsやHum, Bulletproof Mirror辺りが好きな方は是非なバンドだと思います


Recovery Room

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シドニーの4ピースバンド
柔らかく細やかに, そして重厚に広がるギターフレーズ
跳ねるようなドラミングもさらに曲を鮮やかにしていきます

このサウンドに溶け込むような優しく, 且つしっかりとした歌声
とても良い塩梅に仕上がっています

とてもグッときてしまいました
これからさらに注目されるのではという気さえしますね

Run For Cover, No Sleep辺りのバンドをチェックされてる方は是非なバンドです


DIAS

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ドイツはシュトラールズントの4ピースバンド
シンプルかつアグレッシブなスタイルのロックを奏でるバンドです
もはやメジャー感すら感じさせるサウンドは逆に心を掴まれてしまいました

00年代前半辺りの香りをプンプン漂わせつつ, ドイツ語の歌詞に新鮮さを感じます

The Juliana Theory, Jimmy Eat World辺りが好きな方はハマりそうですね...


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Dasha

myspace


ニューヨークの5ピースバンド
分かりやすいくらいのリバイバル感はありつつも, キッチュでポップなサウンドを奏でている
細やかなギターとドラムの絡みはとても気持ちいいです

このスタイルに乗ってくる女性ボーカルはとてもハマります
あどけない感じがまた良いですね...

Promise Ring, football, etc., Pohgoh, dear student辺りが好きな方は是非なバンドです


ということで今回は4バンド紹介しました
また幾つか良さそうなのをピックアップしていきたいと思いますよ

では今回はこんな所で

Chinese Football / Here comes a new challenger!

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中国のChinese Footballの新作EPが今日bandcampにてリリースされました
今作は4曲入りの音源で, 新たに女性ドラマーが加入して初めての音源となります


Chinese Football (@ChineseFootbal) | Twitter

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簡単に彼らのbioを

Chinese Footballは2011年に中国は武漢(ウーハン)という所で結成された4ピースバンド
昨年上記の通り女性ドラマーが新たに加入しました

現在までにEPを2枚, アルバムを1枚, 主催のコンピレーションを1枚リリース
(bandcamp参照なのでもしかしたら他にもデモ音源があるかもしれないですが)

バンド名は今年も来日が決定したAmerican Footballから取られています

昨年メンバーの徐波さんが京都に留学という形で来日していたり, 12月にジャパンツアーを行っているので, 日本での知名度も既にあるのではないでしょうか

imakinnrecords.blogspot.jp


で, 今日リリースされたばかりのEP
まず, ジャケットがとても可愛い...
僕みたいなオタク心をくすぐるアートワークです

そういえば以前EPのリリースが発表された時に同時に新たなアー写と中国でのライブフライヤーが公開されていたのですが
ライブのフライヤーがゲームソフトのジャケットぽいんですよね笑


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注意書きとかメモリーカードとか小さく書かれている日本語表記もまたそんな雰囲気を出しています


EPに話を戻しまして...
サウンドは今までの音源同様エモ, ポストロック, マスロック, インディロックの良いとこ取りなアプローチで
聴いていてとても心地良いメロディがスッと耳に入ってきます
このサウンドに中国語が馴染みが良すぎるくらい気持ち良く響きます


youtu.be


何処をどう切り取っても, キャッチーで気持ちいいくらいのサウンドアプローチです
所々で光るギターのアルペジオは本当にグッときます...
思わず溜息が漏れてしまいます


youtu.be

日本で徐波さんが撮影した映像によるPV


4曲目, 中盤からのサックスパートは郷愁感が溢れ出て, 思わず涙が零れてしまいそうです


どの楽曲も色んなバンドに影響を受けたのだろうなと思いつつも
彼らだけのオリジナリティに溢れた珠玉の4曲になっています

フィジカル盤でのリリースも控えてるようです
早く手に入れたいですね...


では今回はこんな所で

The Blue Period

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久しぶりに聴いて良かったので紹介を


The Blue Period

イギリスはノッティンガム出身の4ピース(6ピース?)バンド
現在までにデモ, EP, human handsとのスプリットを1枚ずつリリース

昨年8月には本国イギリスで東京のastheniaとも共演していましたね
日本だとmy fever was precious distroで音源が扱われていました
(現在売り切れですが)

mfwpdistro.blogspot.jp


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男女混合のツインボーカルスタイルで, そこに少しずつ色を加えていくかのようなバンドアンサンブルが重なっていきます

サウンドはギターポップDIYなエモの中和と言えるようなスタイルです

ギターやキーボードのサウンドがノイジーにバーストしそうでしない一定の緊張感も感じつつ
それを感じさせない落ち着いた曲調で展開します

バイオリンの音色がさらにバンドの世界観をより色濃くしています
かなり効果的に楽曲に入ってくるバイオリンは切なさ, 哀愁に拍車をかけます


Pohgoh, Jejune, Rainer Mariaと言った所謂90's female emoバンドから
TWIABP, football, etc.などのここ数年のシーンのバンドが好きな方は引っかかるポイントがあるのではないでしょうか


youtu.be

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ではでは

schedule March

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段々と春に近づいてきています

今回は3月の気になるライブを紹介します
逐一更新予定ですので是非チェックして下さいね


To believe in yourself

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激な1日です
多分観に行きます

ようやく篠原さんのsmellを観ることが出来そうでとても楽しみです


youtu.be


アライヨウコ&HALFUST presents "WELCOME"

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curryouko.tumblr.com

HALFMUST (@HALFMUST_JP) | Twitter


ハーフマストとアライヨウコさんの共同企画が行われます!
アマゾン松田さんのリリースパーティとしての企画となり, 2日間行われます

詳細はこちら

3/4 横浜 STUDIO OLIVE
18:00/18:30

アマゾン松田
HALFMUST
アライヨウコ
CARNIVAL
ecke

3/5 下北沢 ERA bar
12:15/12:45

アマゾン松田
アライヨウコ
OSMOSIS
小野雄大 (うたたね)
よしだそういちろうぐるーぷ


youtu.be

soundcloud.com


Highway to Health 2

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nenguband.tumblr.com


NENGUによる企画が行われます!
バラエティに富んだ4マンライブになります


youtu.be


summer months presents "save your generation"

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summer months (@SummerMonthsEmo) | Twitter


summer months企画が行われます!

詳細はこちら

3/5(日) 京都リンキーディンクスタジオ

summer months
knit
by the end of summer
徐波 (Chinese football)
Emitation

Start 18:00
Ticket ¥1000(高校生¥500)



情けの庭

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downy-web.com

downy (@downy_official) | Twitter


downyが13年振りに自主企画を行います!
今回はtoeとのツーマンのようです
すごくアトモスティックなライブになりそうです...


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3P3B MEETING "SATELLITE"

3P3B MEETING "SATELLITE"

3P3B Ltd. (@3p3b_ltd) | Twitter


インディレーベル3P3Bの設立18周年を記念しての3年振りの企画が行われます!
レーベルに所属しているバンドと, ニューカマーによるライブです



咖喱の島のライオットvol.2

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canae_riot (@canae_riot) | Twitter


春前ですが, 蒸し暑いイベントが行われるようです!
音源リリースを控えたcurveを含め熱いメンツとなっています


YUNAITO vol.4

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㋟㋛㋺㋷㋚ (@tahshiiiii) | Twitter


5日に年貢の企画がありますが, こちらは福岡でのレコ発の企画となります!
quizkidも出演します


birth presents "サイカイ / ジュッカイ"

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birth-web.net


birth企画が行われます!
今回は彼らの新作"理屈的な誰かと理想的"のレコ発のライブとなります

メンツを見ても素晴らしい1日になりそうな予感しかしません

youtu.be


curve presents "Everything Must Go vol.12"

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ash tray life (@curve_yusei) | Twitter


curveのワンマンライブが行われます!
今回は"Song of a Son"という1曲22分の音源のリリースショーとなります


soundcloud.com


Delta Prize vol.2

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関東学院大学のスタジオにてイベントが行われるようです

詳細はこちら

3/18(土)
@関学部室棟618
入場無料!

kocoro
awa
west
akuru
ヒトデボーイズ
switch blade
kosame
天邪鬼
Downtown Market
forestone
run hero
kanari
florence
うたたね
weave


T-ZO night vol.8 / A Quiet Evening presents "Red Letter Day vol.7"

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TURNING CENTERが2日連続で北海道でライブを行うようです

それぞれの詳細はこちら

@161倉庫
ticket ¥1,000

TURNING CENTER(東京)
A Quiet Evening(帯広)
NO-SATSU BATTERY(函館)
anthology three chord


A Quiet Evening presents "Red Letter Day vol.7"

TURNING CENTER(東京)
anthology three chord(札幌)
evios(室蘭)
REAL SHOCKS MATTER
メリープ
A Quiet Evening


Salad Days vol.335

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BUSHBASH


BUSHBASHの定例企画であるSalad Daysが行われます!
素晴らしいスリーマンになりそうです

詳細はこちら

3/19日曜
小岩bushbash

RENA
MIRROR
Kanari

17:30/18:00 adv2000yen/door2500yen(+1d order)


March of Deer vol.10 #2

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March Of Deer (@March_Of_Deer) | Twitter


奈良のイベンターであるきんたさんの企画March of Deerのvol.10, その2回目が行われます!
今回も#1に続いて豪華なメンツとなっています
どのジャンルも興味がある方は行って損はないと思います


the alt × rarara presents “change my life”

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the alt


the altとrararaによる企画が行われます!

詳細はこちら

3/25(sat) 17:30/18:00
@西荻窪FLAT
adv/door1500+1d

the alt
rarara
fouryearstoolate
room202
who cares


Short Straw Fate "Fill Your Boots, Feel Your Beats Vol.3"

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Short Straw Fate (@s_s_f_band) | Twitter


Short Straw Fateによる企画が行われます!
bows, そして企画のShort Straw Fateのレコ発も兼ねたライブとなります



Flying Izna Drop presents "パラダイムシフト vol.2"

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flyingiznadrop.info


Flying Izna Dropのレコ発企画が行われます!
メンツがインディロックからディスコーダントなハードコアまでとバラエティに富んでいますね
良い1日になりそうです


youtu.be


Hey Mercedes "Everynight Fire Works" Japan Tour

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HEY MERCEDES “EVERYNIGHT FIRE WORKS” JAPAN TOUR 2017 – THE LOST BOYS

-O-O- (@the_lost_boys) | Twitter


Braidメンバー擁するHey Mercedesが来日ツアーを行います!

melancholyyouth.hatenablog.com

今回は1stアルバム"Everynight Fire Works"の再現ツアーとなるようです
招聘はお馴染みはじめさんです!

日程はこちら

3/30 (木) 新代田FEVER
3/31 (金) 新代田FEVER
4/1 (土) 名古屋TIGHT ROPE


toe presents "錯雑紀行 其の壱"

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toe


toeの企画が行われます!
ゲストアクトが出演するようですが, ライブ当日まで秘密とのことです


youtu.be


3月の気になるライブについて情報をお届けしました
是非現場へ

ではまた

Shelly - What a Wonderful Place The Earth Must Be (new stock)


after works distro第5弾, まさかの海外からの音源です!


Shelly - What a Wonderful Place The Earth Must Be
1080 yen → 1000 yen

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Shelly (@ShellyIsABand) / Twitter


ニューヨークはブルックリンの5ピースバンドShellyのカセットテープを入荷しました! ついに海外のバンドの音源の扱いも始めることとなりました...!
知り合いの方がこの音源を輸入していまして, なんと有り難いことにこちらに分けていただけることになりました, ということでこれは最初で最後の入荷になるかと思われます 某氏, 本当にありがとう...

そんなShellyなんですが, 元々Scout, Scout Boysという名前で活動していました 以前レビューで紹介していたHaverfordと4wayスプリットもリリースしていましたね


当時は土臭い雰囲気のパワーポップ, メロディックエモなバンドだったんですが, Shelly名義になってからさらに音楽性に幅が広がりました 1曲目から既に変化の片鱗を現しています 以前からあったアグレッシブさに暗さが入っていて, より独特な雰囲気に変わりました
近年のBasementやCitizenに通ずるようなダウナーなオルタナティブロックの雰囲気が全体を包み込んでいて, 曲によってはガレージロックのようなアプローチを取り入れた楽曲もあったり, バラエティに富んだアルバムに仕上がっています

00年代前半くらいのエモとかメロディックパンクとかインディロックとかごちゃごちゃしていたあの頃の感じというか, なんでも日本盤がまとめてビクターとかハウリングブルから出ていたあの時のリリースものを思い出す感じですね (個人的にはどれも後追いで中古とかでよく買ってるんですけども...)


youtu.be


昨今のシーンを追いかけてる方, このブログを読んで下さっている方なら何処かに引っかかるであろう1枚になっています 元々の生産数が150本限定ですし, 本当に次入荷出来るかも怪しいのでお早めにどうぞ
某氏のディストロはこちらになります


Shelly - What A Wonderful Place The Earth Must Be

1.Faded as Hell
2.Black Yukon Sucker Punch
3.Everything is Chemtrails
4.What A Wonderful Place The Earth Must Be
5.Theme From Seltzer Cult
6.Mad Horny
7.A Man In A Smiling Bag
8.Transmissions From Planet Moon
9.A Strange Dream About Weird Money

1080 yen → 1000yen

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